3/24/2019 0 Comments Thank you, ICHIRO 第3章『ヒット1本にもがいた姿こそイチロー選手の凄み』【⚾️ IchiRoadto50 💫】No.407
Thank you, ICHIRO 第3章 2019.3.22 『ヒット1本にもがいた姿こそイチロー選手の凄み』 https://www.facebook.com/181294025847171/posts/346138356029403?sfns=mo 今季のイチロー選手はマイナー契約で、アリゾナ春季キャンプは招待選手の扱いだった。つまりは、結果を出してメジャー契約を掴まなければならなかった。今季も打撃の調子は上がらなかった。世界一、ヒットを生み出した男が、たった一本のヒットを生み出すのにもがき苦しんでいた。本当に悔しかったに違いない。 イチロー選手がヒットを量産するのが当たり前だった時代は長い。もちろんその当たり前は努力に裏打ちされた“当たり前”という意味だ。160キロの速球、カットボール、ツーシームなどで打者が攻められる現代のプロの世界。さらには100球を目処とした投手交代は1試合で対戦する投手数も多くなり、リリーフ陣に関してはほぼ全力投球のボールを打ち返さなくてはいけない。メジャーリーグで如何にヒットを打つ事が難しいか。世界一の打者が一本のヒットを求めてもがく姿に、それだけ難しいヒットを打ち続けた彼の野球人生に改めて凄さを感じざるを得ない。 私にとって、イチロー選手が活躍していた時代よりも、ここ最近、結果を出せずにいたイチロー選手の方がより印象深く、感動的である。彼が一途に貫いた野球愛がより詰まった時間だと思っている。厳しい環境に置かれた時に自分を突き動かすエンジンは、それが好きかどうかだ。私が深夜にまで及んだブログ作成を止めなかったのも、野球が好きだからだ。他人から見たら、馬鹿かと思われるくらいに夢中になれる何かを持っていること。一生かけてやり続けたい事。実は、これこそが生きる証である。しかし、多くの人はそれを見つけられずに人生を終えていく。 一昨年のシーズン終盤のシアトルでのマリナーズ戦で、当時マーリンズのイチロー選手はホームランを放った。多くのメディアはこれが彼がシアトル(当時セーフコ・フィールド)での最後のプレーとなるだろう、という引退前提の報道を流した。スタジアムも同じような雰囲気に包まれた。当時のメジャーでは引退が既定路線だったのだろう。ここで終わっても不思議ではないムードが既に漂っていた。当時、私はこれが終わりではないという投稿をした事を覚えている。引退の危機から、マリナーズ復帰に、日本での開幕戦出場と、止まりかけた現役生活という時計を動かし続けて来られたのは、兼ねてからイチロー選手が、少なくとも50歳まで現役を続けると公言していたことと無関係ではないと思う。スーパースターのイチロー選手が、試合に出れない日々をいつものように練習し、ヒットが出せない姿を惜しみなく私達に見せてくれた。プライドの高い他のメジャーリーグのスターが同じ事ができるだろうか。真の野球愛がないと決してできないだろう。そして、その事は私が今後の野球との関わり方について、とてつもなく痛烈な興味を抱かせる出来事でもあった。 つづく HIDE(KAISPO) ⚾️ #KAISPO❗️; Facebook “#IchiRoad to 50 to be continued” https://www.facebook.com/IchiRoad-to-50-by-Kaispo-181294025847171/ Instagram; https://www.instagram.com/baseball_innovation/ Twitter; https://twitter.com/AsukeSIR Tumblr; https://www.tumblr.com/blog/kaispo-com
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AuthorHidefumi Kai Archives
September 2022
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