8/13/2016 0 Comments 第98回全国高等学校野球選手権大会 2016年夏「この夏、負けない球児たち」第7章2016年夏、まだ負けない球児たち! 【甲子園】 〔大会第7日(8/13)終了時点〕 8/13の敗退校数4校 今夏参加校数3,876校中、3,853校が敗退。 残り23校 23/3876 第7日第4試合「涙キラリ、甲子園を去る球児たち」第26章【甲子園】8/13大会第7日第4試合 2回戦:鳴門(徳島)5-2智弁学園(奈良) 鳴門、逆転勝ちで春の王者倒す!! 鳴門は3回戦進出。次戦は、16日(火)、大会第10日第3試合で盛岡大付(岩手)と対戦する。 【涙キラリ、甲子園を去る球児達】 - 見えない敵と戦った春の王者 (奈良代表・智弁学園)- 春の選抜優勝校。それはその後訪れる夏の大会まで地元だけではなく全国で追われる立場になることを意味する。 今夏、参加3,876校の中で、唯一、智弁学園だけが挑戦できる春夏連覇を目指す権利。そんな勲章は「勝って当たり前」という重圧という、ある種最も困難な見えない敵との戦いが伴う。 多くの学校が「打倒智弁」に燃える奈良大会。 3回戦、準決勝、決勝と1点差試合を勝ち抜いた。どちらが勝者になってもおかしくない薄氷を踏む戦いを制して手にした2年ぶり18回目の切符。それは史上8校目となる春夏連覇を目指して聖地に乗り込むことを意味する。 全国の注目を浴びる中、初戦、出雲に快勝した。 そして、今日の2回戦、5年連続出場の徳島・鳴門に苦しんだ。終盤に守備の乱れもあって致命的な勝ち越し点を与えてしまった。 春夏連覇の夢は潰えた。 簡単ではない。去年までの選抜大会87回の歴史上、たった7校しか成し遂げていないのだ。延べ80校は夏の頂点までたどり着けない。 むしろ、「負けて当たり前」が正しい。 そして、選抜王者の大半が独特のムードの中、その瞬間(終戦)を迎える。 試合中、エース村上君を中心に笑顔が印象に残った智弁ナイン。この重圧を笑顔で乗り切ることに決めていた。試合後、岡沢主将は悔しさの一方で、「“必笑”は最後までやりきれた」と誇った。 特別な夏は終わった。王者は笑顔で甲子園を去った。 (了) Aug 13, 2016 10:17pm 【参照】 春夏連覇逃しても、貫いた「必笑」の野球 智弁学園:朝日新聞デジタル 第7日第3試合「涙キラリ、甲子園を去る球児たち」第25章【甲子園】8/13大会第7日第3試合 2回戦:盛岡大付(岩手)11-8創志学園(岡山) 打撃戦制した盛岡大付が初の1大会2勝! 盛岡大付は3回戦進出。次戦は、16日(火)、大会第10日第3試合で鳴門(徳島)と対戦する。 【涙キラリ、甲子園を去る球児達】 - 最速投手が学んだもの (岡山代表・創志学園)- 夏の甲子園初出場の創志学園。今選抜に続き見事、春夏連続出場を決めた。 注目を集めるのは、最速154キロを誇るプロ注目の右腕、高田萌生君だ。 今夏、全国最速右腕はどんな投球を見せるのか注目された今日の盛岡大付戦。結果は予想に反し打撃戦となった。 創志学園が序盤に4点を先制し、波に乗るかと思われたが、4回盛岡大付の植田君の本塁打等で同点に追いつかれると5回にも被弾する等失点を重ね、高田君は5回2/3を投げて11安打10失点でまさかの降板となった。 序盤の「今まで一番いい状態」(高田君)から4回に打たれた本塁打をきっかけにペースを崩し始めた。本塁打後に3者連続四球。「投げ急いでためがない。」フォームの変調に自覚はあったが修正できなかった。 それでもここまで甲子園に登場した投手陣の中で最速となる152キロを2度計測し、球場を沸かせた。 最後の夏は不完全燃焼で終わった。どんなに球速があっても、フォームを乱し、制球を乱せば甲子園では通用しない。「負けてしまったら(球速は)意味がない」と試合後は落ち込んだ。 プロが注目する逸材。投手として甲子園で学んだものは大きい。精神的成長が備わった時、もっと上のレベルで活躍する高田君の姿があるに違いない。 (了) Aug 13, 2016 9:11pm 【参照】 創志学園・高田が152キロ 松坂超え今大会最速 - 高校野球 : 日刊スポーツ 第7日第2試合「涙キラリ、甲子園を去る球児たち」第24章【甲子園】8/13大会第7日第2試合 2回戦:明徳義塾(高知)7-2境(鳥取) そつなく加点した明徳義塾が貫録勝ち! 明徳義塾は3回戦進出。次戦は、16日(火)、大会第10日第1試合で嘉手納(沖縄)と対戦する。 【涙キラリ、甲子園を去る球児達】 - 選手は初出場 (鳥取代表・境)- 9年ぶり8回目の夏の甲子園出場を果たした境。鳥取大会決勝では決勝史上最多の19得点をあげる等、大会を通して安定した戦いぶりが光った。 対戦相手の明徳義塾は7年連続18回目の甲子園。そして春夏連続出場となり経験は豊富だ。一方で、8回目の大舞台となる境だが9年ぶりとなれば実質選手は初出場だ。 試合は苦戦を強いられた。 甲子園の雰囲気に浮足立った。鳥取大会1試合平均1個だった失策がこの試合だけで5つ。さらにエースの隠家も与四死球は7に上り、ミスが得点に結びつき、中盤以降、最後までペースをつかめなかった。 試合後の坂口監督、「失点の仕方がまずかった。あれだけエラーが多いと流れが来ない」と厳しい表情を浮かべた。 出場回数は多くても連続出場でなければ選手は実質初出場だ。甲子園慣れしているチームに比べて技術以上に平常心でプレーできるかどうかが、大舞台で戦う上では重要だ。 強豪相手に戦う時、まずはミスをしないこと。3回には浜君の2点本塁打で同点とした。ミスがなければ5点差はつかなかったはずだ。精神面を鍛え直し、次回、夏の甲子園2勝目を目指してほしい。 (了) Aug 13, 2016 8:01pm 【参照】 グラブスイッチ、大観衆に披露 境の高橋、ハンディ克服:朝日新聞デジタル 第7日第1試合「涙キラリ、甲子園を去る球児たち」第23章 【甲子園】8/13大会第7日第1試合 2回戦:木更津総合(千葉)2-0唐津商(佐賀) 木更津総合、エース早川2安打12奪三振で初戦突破‼ 木更津総合は3回戦進出。次戦は、17日(水)、大会第11日第3試合に登場する。 【涙キラリ、甲子園を去る球児達】 - 敗退の陰にエースの重責 (佐賀代表・唐津商)- 5年ぶり5回目、夏の甲子園に登場した唐津商。昨年の佐賀大会は決勝進出を果たしながらも延長戦の末、龍谷に破れ準優勝に終わった。今夏、準決勝で再戦となったが龍谷の不祥事で異例の不戦勝。決勝は16得点の猛攻で文句なしの優勝を飾った。 優勝したとはいえ、今年のチームは順風満帆とはいかなかった。 昨秋、今春の佐賀大会は3回戦止まり。6月のNHK杯県大会では与四死球6で投手陣が崩れ、佐賀商に12失点を喫し敗退。夏の直前まで投手力に課題を残した。 エースの谷口君は無駄な四死球を出さないことを意識して練習に取り組んだ。佐賀大会は控えの伊藤君と合わせて、全4試合で与四死球は7。1試合平均1.75と安定した。 今日の木更津総合戦。 谷口君は、選抜8強の打線を警戒し、打者の半数以上に初球をボールから入りながらも与えた四死球は1つ。8安打されたものの相手打線を2点に抑えた。 試合は好投手を打てず完敗の結果となったが、攻撃陣が完璧に抑えられる中、ワンサイドゲームを阻止した陰には、大会前の課題を克服し、大舞台でも重責を果たした頼もしいエースの姿があった。 (了) Aug 13, 2016 7:09pm 【参照】 唐津商・井上主将「予想をはるかに超える凄い投手」 - 高校野球 : 日刊スポーツ 全てはこの瞬間のために!
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AuthorHidefumi Kai Archives
November 2022
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