8/16/2016 1 Comment 第98回全国高等学校野球選手権大会 2016年夏「この夏、負けない球児たち」第10章この夏、負けない球児たち! 【甲子園】 〔大会第10日(8/16)終了時点〕 今日からベスト8をかけた戦い!まずは4校が名乗り! 8月16日の敗退校数4校 今夏参加校数3,876校中、3,864校が敗退。 残り12校 12/3876 第10日第4試合「涙キラリ、甲子園を去る球児たち」第37章【甲子園】8/16大会第10日第4試合 3回戦:常総学院(茨城) 7-4履正社(大阪) 常総、序盤の得点を守り切って8強進出! 常総学院は準々決勝進出。次戦は、18日(木)、大会第12日第1試合で秀岳館(熊本)と対戦する。 【涙キラリ、甲子園を去る球児達~第37章~】 - 甲子園は勝ったチームが強い(大阪代表・履正社)- 昨秋の大阪大会は4位。選抜出場を逃した悔しさを今年にぶつけた。 春の大阪大会を制し、近畿大会では選抜優勝の智弁学園を下し優勝。迎えた夏の大阪大会は決勝を除く7試合中6試合がコールド勝ち。決勝も12点差をつけ、圧倒的な強さで6年ぶり3回目の夏の甲子園出場を決めた。 最速149キロ左腕の寺島君が注目される中、同じ左腕の山口君も140キロ超の速球を持ち、2枚看板の投手力とチーム打率4割を超える打撃力で優勝候補の一角として大会に挑んだ。 初戦は高川学園(山口)。寺島君が5回までノーヒットピッチングの2安打完投。打線も11安打で5点をとり快勝。 2回戦は同じ優勝候補の横浜(神奈川)との対戦。152キロ右腕の藤平君との壮絶な投げ合いを制し、優勝に大きく前進した。 3回戦の相手は常総学院(茨城)だ。先発は山口君が担った。初回、いきなり2塁打2本を打たれ2点を献上。2回途中、寺島君がマウンドにあがるも勢いに乗る常総打線につかまりこの回、さらに3失点。5回にもスクイズ等で加点されて、終始劣勢を強いられた。 それでも履正社は食い下がった。常総学院を上回る13安打で4点を返したが11残塁と好機で攻めきれず序盤の失点を取り戻せないまま試合は終わった。 甲子園優勝の目標は実現しなかった。 レベルの高い大阪で大阪桐蔭と覇権を争うまでになった履正社。しかし、春夏ともに甲子園での優勝はない。近年のチームでは抜群の戦力を誇り、乗り込んだ甲子園だったが、圧倒的な戦力をもってしても甲子園で勝ち上がるのは難しい。 横浜高校・渡辺元智前監督の言葉を思い出す。 「甲子園では強いチームが勝つとは限らない」、「優勝候補が強いのではなく、勝ったチームが強い」。 戦力通りに勝つためには、その戦力にカウントされない、技術ではない力が必要なのだろう。 大阪177校の頂点から全国の頂点を目指して、大阪の強豪校と切磋琢磨する1年がまた始まる。 (了) Aug 16, 2016 9:22pm 【参照】 V候補の履正社散る 寺島救援も常総学院止められず - 高校野球 : 日刊スポーツ 優勝候補の履正社、3回戦で姿を消す http://www.hochi.co.jp/baseball/hs/20160816-OHT1T50157.html 常総学院 V候補・履正社に勝った!3年ぶり8強 近畿勢は全て敗退 http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2016/08/16/kiji/K20160816013178950.html 常総学院がベスト8、履正社・寺島打たれる http://www.sanspo.com/baseball/news/20160816/hig16081616320018-n1.html 第10日第3試合「涙キラリ、甲子園を去る球児たち」第36章【甲子園】8/16大会第10日第3試合 3回戦:鳴門(徳島)11-9盛岡大付(岩手) 渦潮打線11安打11得点で鳴門、3年ぶり8強へ! 鳴門は準々決勝進出。次戦は、18日(木)、大会第12日第2試合で明徳義塾(高知)と対戦する。 【涙キラリ、甲子園を去る球児達~第36章~】 - 強烈な印象を残した“わんこそば打線” (岩手代表・盛岡大付)- 岩手大会を通して、6試合で73安打、1試合平均12本の打のチーム。次から次へとおかわりするようにヒットが飛び出る“わんこそば打線”で 2年ぶり9回目の甲子園出場を果たした。 初戦の九州国際大付(福岡)戦は14安打を放つものの点を取っては取られのシーソーゲーム。6-6の同点で迎えた9回に2番菅原君の本塁打等で2点を勝ち越し逃げ切った。 2回戦の相手は創志学園(岡山)。最速154キロを誇る相手エースの高田君に11安打を浴びせ攻略。中盤以降は主導権を握り競り勝った。 3回戦の今日は選抜王者・智弁学園を倒し勢いづく鳴門(徳島)との試合。また打撃戦になった。5-11で迎えた9回、4番塩谷君の3点本塁打等で4点を返し粘りを見せた。相手打線より2本多い13安打を打ち、あと一歩まで追い詰めた。 そこには春夏通じて甲子園9連敗という出場はするが勝てない過去のイメージはない。終盤の猛打で勝負を決める“わんこそば打線”は脅威と言っていい。 東北勢の優勝はまだない。近年にめきめきと力を付ける盛岡大付。仙台育英、東北、八戸学院光星、花巻東などと並び、東北勢初優勝候補に名乗り上げる今大会の戦いぶりだった。 (了) Aug 16, 2016 6:16pm 【参照】 盛岡大付「わんこそば打線」、鳴門「うずしお打線」に敗れ初の8強ならず http://www.hochi.co.jp/baseball/hs/20160816-OHT1T50136.html 鳴門、鮮やか集中打で勝利 盛岡大付、13安打も及ばず - 第98回選手権大会:バーチャル高校野球(甲子園) 第10日第2試合「涙キラリ、甲子園を去る球児たち」第35章【甲子園】8/16大会第10日第2試合 3回戦:秀岳館(熊本)6-1 いなべ総合(三重) 秀岳館、終盤の長打攻勢で8強決める! 秀岳館は準々決勝進出。次戦は、18日(木)、大会第12日第1試合に登場する。 【涙キラリ、甲子園を去る球児達~第35章~】 - 教訓活かした投手陣 (三重代表・いなべ総合)- 6年ぶり2回目の甲子園出場だが、去年も甲子園に来るはずだった。去年の三重大会決勝は8回まで3点リードしていながら9回に5失点して、逆転負け。つかみかかった甲子園はすり抜けていった。今大会はエース山内が言うように「どれだけリードをしても、一つずつアウトを取る意識」をもって挑み、全5試合中3試合を完封勝ちし、大量リードしても豊富な投手陣が気を引き締めた。 甲子園初勝利を目指した初戦。打線が二ケタ安打し、投手陣も3人で相手打線を8安打3点に抑え、初めて校歌を歌った。 2回戦は山梨学院との対戦。投手戦が続いたが、終盤に打線が爆発し、7-2で勝った。安打数は相手と同じだったが、要所を締め、適時打を許さなかった。投手陣のふんばりが終盤の猛攻を呼び込んだ。 今日の秀岳館戦。終盤まで1-2と投手陣が粘ったが、終盤、長打攻勢を浴び力尽きた。 でも初勝利の目標から2勝を挙げた。昨夏の教訓は活かした。 尾崎監督、「応援の後押しをうけて一生懸命やっている姿に感動した」。 投手陣には2年生も残る。 今度は甲子園8強という新たな目標を負う。 (了) Aug 16, 2016 3:36pm 【参照】 いなべ総合二遊間、息ぴったり グラブトスに甲子園わく - 第98回選手権大会:バーチャル高校野球(甲子園) 秀岳館 終盤たたみかけ初の夏8強 いなべは好機生かせず http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2016/08/16/kiji/K20160816013178110.html?feature=related 第10日第1試合「涙キラリ、甲子園を去る球児たち」第34章 【甲子園】8/15大会第10日第1試合 3回戦:明徳義塾(高知)13-5 嘉手納(沖縄) 満塁本塁打で突き放した明徳義塾、8強一番乗り! 明徳義塾は準々決勝進出。次戦は、18日(木)、大会第12日第2試合に登場する。 【涙キラリ、甲子園を去る球児達 ~第34章~】 - 大舞台で見せた、やんちゃ坊主達の打撃力 (沖縄代表・嘉手納)- 今年の沖縄大会は波乱の連続だった。糸満、豊見城、沖縄尚学、美来工科のシード校と昨年の代表校・興南がベスト8を前に敗退。混戦の大会で投打に実力を発揮した嘉手納が初優勝を飾った。 元々、実力はあった。今の3年生が1年生当時の「1年生大会」で優勝し、地元では期待が高かったが、県大会では準決勝や準々決勝までいくものの惜敗が続いた。 中学野球からの仲間がレギュラーの大半。気心の知れた「やんちゃ坊主(大蔵監督)」に楽しく野球をさせるために打撃力を磨き、打ち勝つ野球を目指し、夢を掴んだ。 初戦の相手は3年前の優勝校、前橋育英。 1-3のビハインドの8回。9安打の猛攻で一挙8点を奪い、勝負を決めた。 今日の明徳義塾戦。 敗れはしたが大好きな打撃で見せ場は作った。 1-13と実に12点差で迎えた8回。 9番新垣君から5番比嘉君までの6連打で4点を返した。 何があるかわからない。9回に望みをつないだ。 9回、9番新垣君のセンターへの飛球を明徳義塾のセンター立花君がダイビングキャッチ。8回から続く反撃の流れを止められた。 有力選手が多く、練習でエラーをするとレギュラーから外される危機感のある明徳義塾のプライド。嘉手納を後押しする球場の雰囲気の中、落ち着いて3つのアウトをとられた。 大蔵監督、「(甲子園でも)思いっきり振ってくれた」。 打撃は甲子園でも実力を発揮した。強豪相手にミスもあった。「打ち勝つ」ために足りない力も同時に露呈した。 2年生の比嘉花(嘉)、「いっぱいバット振って、絶対ここへ帰ってきます」。 来年の沖縄大会は前年度優勝校として波乱のない大会にするつもりだ。 (了) Aug 16, 2016 11:45am 【参照】 嘉手納・仲地、5失点で降板 ボール先行、甘い球痛打 - 第98回選手権大会:バーチャル高校野球(甲子園) 打球を受けた嘉手納の投手に明徳義塾の一塁コーチが手当 http://www.daily.co.jp/baseball/2016/08/16/0009394035.shtml ベスト8をかけて、負けられない戦いがある!
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AuthorHidefumi Kai Archives
November 2022
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