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Ichiro Suzuki 
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​IchiRoad to 50

3/26/2019 0 Comments

Thank you, ICHIRO 第5章

『イチロー選手を尊敬する理由 Vol.1 スポーツ選手を尊敬するとはどういう事か?』

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【⚾️ IchiRoadto50 💫】No.409
Thank you, ICHIRO 第5章 2019.3.22
『イチロー選手を尊敬する理由 Vol.1 ースポーツ選手を尊敬するとはどういう事か?ー』

昨日(2019年3月21日)の引退会見でイチロー選手は、今回の日本での開幕戦出場は球団からのギフトであり、皆さん(ファン)に対して自分が贈ることができるギフトはない、という主旨の説明をしている。これは言い得て妙である。イチロー選手の姿を観て何を感じるかは受け手次第である。これが夢を売るプロスポーツ選手というものなのだ。こういった表現の巧みさがイチロー選手にはある。実はこの話は私がなぜイチロー選手を尊敬しているかという問いにつながるのである。


ちなみに私はスポーツ選手の中で尊敬している選手は、イチロー選手の他に、松井秀喜氏(元巨人・ヤンキース等)とサッカーの三浦知良選手がいる。これを人に伝えると、ミーハーだと言ってバカにされることが多い。確かにネームバリューからいってそうなのだろうが、私にはそれなりの理由がある。プロスポーツ選手を見る上で、重要なのは記録ではなくそれに至るプロセスと人間性だと思っている。記録=尊敬、ネームバリュー=尊敬なのであれば、ランキングという数字や記号だけ見ていればいいし、知名度調査上位の選手を見ていればいい。その選手の記録をみて、即尊敬に値することはないに決まっている。例えば、オリンピックの金メダリストをその瞬間は持ち上げるが、数年もすれば忘れているのだから、記録や知名度が尊敬に値することなどないのである。さらに言えば、自分がプロスポーツ選手ではない以上、同じ土俵からみた尊敬も成立し得ない。あくまで、スポーツ選手とはこういうものだということを見聞きして、それから得る受け手の感受性に評価が委ねられるのである。だから、両親を尊敬しているという感覚とも異質な尊敬の念なのである。


では折角なので、松井秀喜氏と三浦知良選手をなぜ尊敬しているかも説明しておきたい。


松井氏は、石川県の星稜高校1年時から4番を打ち、巨人、ヤンキースなどで活躍した誰もが知る日本人トップクラスのスラッガーである。
だからではない。松井氏が星稜高校3年時に夏の甲子園大会で高知・明徳義塾と対戦し、5連続敬遠を受け、一度もバットを振ることなくチームが初戦で敗れ去ったのは今でも高校野球史に語り継がれている。この試合後のインタビューで当時の松井氏は相手(明徳義塾)について質問された際に、「相手の作戦なので自分は何も言えません」と答えている。専ら、この試合は足の速い松井氏が5回走者に出ながら、2点しか奪えなかった星稜の拙攻に原因があったし、明徳義塾もそれなりのリスクをとった戦略ではあった。当時高校1年だった私は、担任の先生からこの試合についての意見を求められて、そのように答えている。だからと言って、松井氏が高校最後の甲子園で一度もバットを振ることができない酷な境地には同情を禁じ得ない。また敬遠を指示した明徳義塾の馬淵監督を批判する立場ではないことも誤解なきよう付記しておくことにする。


三浦選手については、1998年フランスワールドカップである。それは日本悲願のワールドカップ初出場の大会である。現地に乗り込み、開幕直前で岡田武史日本代表監督(当時)にメンバーを外されて帰国を余儀なくされた。有名な岡田監督の「外れるのは市川、カズ、三浦カズ。それから北沢……」の発表シーンを記憶している人もいるに違いない。


三浦選手は15歳でブラジルにサッカー留学。「日の丸をつけてW杯へ」と夢見て、18歳で日本人初のブラジルでのプロ選手契約。90年に帰国して読売クラブに入団以降は日本代表FWとして日本をワールドカップに導くことを誰よりも強烈に意識してサッカー界を牽引してきた存在である。しかし目の前のワールドカップのピッチを踏むという夢を遮断されてしまったのである。そんな彼も成田空港での帰国会見で、自分を外した岡田監督について質問されると、「何もありません」と答えている。


松井氏と三浦選手との共通点は人生の重要な局面を歪められた相手に対して、一切の悪口を言わなかったということだ。まさにプロセスと人間性である。仮に私が甲子園大会目前にメンバーから外されたら正常な状態でいられない(計り知れない憎しみを抱く)ことは明らかである。その潔よさはまさに日本男児そのものである。私は今でも松井氏の姿をテレビで見る度に、大きい体で心優しい高校球児の姿を思い出すし、三浦選手には50歳を超えて尚現役でプレーする姿を見るにつけて、これからでもワールドカップのピッチに立ってほしいと本気で思っている。


つづく
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