8/21/2007 0 Comments 第89回全国高等学校野球選手権大会14(2007年夏)第14日準決勝 大会第14日 8月21日(火)の試合結果 ―準決勝― ①広陵4-3常葉菊川 ②佐賀北3-0長崎日大 ☆今日の本塁打・・・広陵・土生(大会第22号) ☆今日の甲子園!☆ 準決勝2試合が行われた第14日。たくさんのドラマを生んできた89回大会を締め括るファイナリストが決まった。 第1試合は広陵と常葉菊川の対戦。広陵が序盤の得点で主導権を握り、粘る常葉菊川を振り切った。1回にいきなり土生の本塁打で先制すると、2回にも敵失で加点し流に乗り、4回、8回にも1点づつ追加した。エース野村は12安打されるも、得意のスライダーを効果的使い12三振を奪い完投。常葉学園菊川は8回にようやく1点を返すと、9回2死から3連打で1点差まで詰め寄ったが反撃が遅すぎた。しかし、春の優勝校として最後まで粘りを発揮した。広陵は40年ぶり3回目の決勝進出。 第2試合は佐賀北対長崎日大の対戦。佐賀北の馬場、久保の投手陣が完封した。 佐賀北は馬場のスクイズで先制。四回には暴投で1点。七回には辻の左犠飛で加点。4安打で3点に結びつけ効率的に得点した。先発の馬場は7回3安打無失点の好投。今大会無失点の久保は2回を投げ今日も無失点投球。 長崎日大は散発5安打で守備のミスでの失点が響いた。佐賀北は初の決勝進出。 ☆今日のKAIスポ・コラムは?!☆ 決勝前夜。甲子園は今、この夏のクライマックスを前に静かな夜を過ごしている。そして何を想う。 ☆大会第15日 8月22日(水)の試合予定☆ ―決勝- 広陵-佐賀北 ☆広陵の勝ち上がり・・・1回戦:4-5駒大苫小牧、2回戦:14-2東福岡、3回戦:8-2聖光学院、準々決勝:7-1今治西、準決勝:4-3常葉菊川 ☆佐賀北の勝ち上がり・・・1回戦:2-0福井商、2回戦:4-4宇治山田商(延長15回引き分け)、再試合:9-1宇治山田商、3回戦:5-3前橋商、準々決勝:4-3帝京(延長13回)、準決勝:3-0長崎日大 決勝予想は両校優勝決勝の顔合わせは、伝統校・広陵と劇的旋風を巻き起こす佐賀北の対戦となった。 昨日のコラム「4強の風」で紹介したとおり、広陵は安定感がナンバーワンのチーム。そして佐賀北は勢いがナンバーワンのチームだ。 記者の予想は、広陵が有利とみる。広陵は投打にバランスがよく、昨夏の準優勝校・駒大苫小牧と今選抜の優勝校・常葉菊川を下しており実力は備わっている。特にエースの野村のスライダーは、今大会春にもまして切れがよく、投球の間合いの短い小気味いいピッチングが守備や攻撃にもリズムをもたらす。攻撃は土生を中心によく振れており、5試合中4試合で二桁安打を放った。佐賀北投手陣が制球を乱せば、一気に試合を決める展開もありそう。 佐賀北の強みは延長引き分け再試合や延長サヨナラなど劇的な試合を見せており勢いは想像を超える。ノーマークの県立校の快進撃に甲子園の観衆も味方する。この勢いは広陵にとっては脅威だ。投手力は、馬場と久保が安定した投球をみせているが、明日は序盤に失点しても落ち着いて投げられるかどうかも鍵を握る。攻撃は、今大会2本塁打の3番副島が野村を打てるかどうか。スイングの速さやチャンスでの集中力は目を見張るものがあり、今大会の活躍でプロも注目し始めたと予想している。何とか走者をおいて副島にまわしたい。 明日の決勝戦は順当にいけば、広陵に分があるが、球場を味方に戦う佐賀北の勢いはあなどれない。 伝統校対新鋭校。予想はしても外れることも予想する。 (了) 夢、希望、甲子園、全てをかけて、
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AuthorHidefumi Kai Archives
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