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高校野球「銀傘の陰から」



​From the Shade of the Silver




​Umblella in Koshien Stadium

8/22/2016 0 Comments

第98回全国高等学校野球選手権大会 2016年夏

2016年夏「負けない球児たち」第14(最終)章

「この夏、負けない球児たち」は作新学院!
おめでとう!!

【甲子園】
〔大会第14日(8/21)全日程終了〕

98回目の夏、決勝戦は
作新学院が北海を7-1で下し、54年ぶり2回目の夏の甲子園優勝!

8月21日の敗退校数1校 
今夏参加校数3,876校中、3,875校が敗退。
この夏、一度も負けなかった学校は1校。
1/3876
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勝ちたい気持ちが本気だからこそ、栄冠は君に輝く!! 
Kaispo2016
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歴史、伝統、そして夢をつないで98回目‼️
KAISPO高校野球 『銀傘の陰から』
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8/21/2016 0 Comments

第98回全国高等学校野球選手権大会 2016年夏

第14日決勝「涙きらり、甲子園を去る球児たち」第48章

【甲子園】 8/21 大会第14日 
決 勝:作新学院(栃木)7-1北海(南北海道)
作新学院、54年ぶり夏の全国制覇!
作新学院の優勝は1962年第44回大会で春夏連覇して以来2回目。
栃木県勢としても2回目となった。 
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【涙キラリ、甲子園を去る球児達~第48章~】
- 試練の先に (南北海道代表・北海)-

2年連続37回目の夏の甲子園出場を決めた北海。37回は全国最多の
出場回数を誇るが連覇となると45年ぶりだ。しかし大会前の前評判は決して高くなかった。昨秋は札幌支部初戦敗退、今春も札幌支部大会での敗退。「マイナスからのスタート(平川監督)」だった。

甲子園大会に入ってからはエース大西君を中心に接戦をものにした。
初戦の松山聖陵(愛媛)戦は9回サヨナラ勝ち。3回戦の日南学園(宮崎)戦は序盤から1-1の膠着が続いたが8回にようやく追加点。大西君が4安打完投した。準々決勝の聖光学院(福島)戦は初回に3点を先制される苦しい展開だったが中盤に逆転。昨日の準決勝は、選抜ベスト4の秀岳館(熊本)を相手に終盤の追い上げを冷静に守り切り、初めての決勝戦にたどり着いた。

だが今日の決勝の相手・作新学院(栃木)には完敗だった。昨日まで467球を投げていた大西君の疲労は隠せず、4回途中で降板。後を継いだ2年生の田間君も作新打線を止められなかった。

大西君はここまで試練の1年を過ごしてきた。昨夏の甲子園では開幕戦で鹿児島実業に4-18と大敗。5回途中から登板するも1死も取れずに降板するという屈辱を味わった。右肩の故障で春はベンチからも外れた。復活にかける南北海道大会は5日間で4試合の強行軍にも負けず、チームを連覇に導いた。

甲子園決勝のマウンドは厳しいものになったが、それ以上にこの1年は厳しい試練を味わってきた。

元々、開幕前の目標は「甲子園1勝」だったチーム。

努力すればここ(決勝)まで来られる。

初優勝の快挙はならなかったが、「この仲間とやってきて、高校野球を楽しませてもらいました。本当に最後までやりきることができました」と大西君。
準優勝の陰に刻まれる本当のストーリーを知るエースでキャプテンに悔いはなかった。
(了)
Aug 21, 2016 6:04pm


【参照】
北海 創部116年目の悲願届かず準V、“鉄腕”大西が力尽きる ― スポニチ Sponichi Annex 野球


全力で戦った負けこそが人間を強くする!! 
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8/20/2016 0 Comments

第98回全国高等学校野球選手権大会 2016年夏

2016年夏「負けない球児たち」第13章

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この夏、負けない球児たち!

【甲子園】
〔大会第13日(8/20)終了時点〕

98回目の夏、優勝戦は作新学院と北海!

8月20日の敗退校数2校 
今夏参加校数3,876校中、3,874校が敗退。
残り2校
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第13日第2試合「涙きらり、甲子園を去る球児たち」第47章

【甲子園】8/20大会第13日第2試合
準決勝:北海(南北海道)4-3秀岳館(熊本)
エース大西、終盤の追い上げ振り切り、北海初の決勝進出!
北海は明日(21日)14時から作新学院(栃木)と優勝戦を戦う。


【涙キラリ、甲子園を去る球児達~第47章~】
-  熊本代表・秀岳館 (熊本代表・秀岳館)-

春夏連続、夏は15年ぶり2回目の出場となった。今春の選抜でベスト4も、全国制覇を目標に掲げるチーム。そして地震の被災地からの出場とあって、より強い使命を受けて大旗どりに挑んだ。

準々決勝までの戦いは安定していた。2試合で2桁安打を記録し、3試合全てで先制した。

頂点まであと2つまできた。

今日の準決勝・北海(南北海道)戦は今までの展開とは違った。初回の先制機に俊足・原田君が盗塁死。さらには相手の好守もあって無得点に終わった。攻撃のチャンスがむしろ相手の好守を呼び込んでしまい、流れを渡してしまったような〝どんより感“の中、回を重ねていった。試合は7回にようやく1点を返し、8回に4番九鬼君の右前安打を相手右翼手が後逸する間に一気に本塁まで生還する等、2点を返し、1点差まで迫ったが、逆転はできず力尽きた。

県外出身者が多い為、一部に批判もあった。しかし、今日の終盤、甲子園球場は3塁側内野スタンドを中心に声援、手拍子が沸き起こった。目の前で一生懸命に、同点、逆転を信じてボールに食らいつき、本塁を目指し全力疾走する選手たちに観衆は声援と手拍子で後押しした。

試合後、多くの選手が泣き崩れた。全国制覇が目標だったチームは、熊本地震を経験し、それがいつしか全国制覇することで、熊本県民を勇気付けたいという想いに変わった。地震後、廃材を片付けるボランティアにも参加した。

主将の九鬼君、「日本一が一番の恩返しだと思っていたのに...」と泣きじゃくった。

15歳で親元を離れ、震災も経験した。自分達の夢から県民の希望へ。
多くのものを背負って戦った熊本代表・秀岳館の夏は終わった。
(了)
Aug 21, 2016 12:41pm

【参照】
秀岳館・鍛治監督「残念」終盤猛攻も初の決勝逃す - 高校野球 : 日刊スポーツ

第13日第1試合「涙きらり、甲子園を去る球児たち」第46章

【甲子園】 8/20大会第13日第1試合
準決勝:作新学院(栃木)10-2明徳義塾(高知)
作新学院、明徳を圧倒、春夏連覇以来54年ぶり決勝へ!
作新学院は明日(21日)14時から北海(南北海道)と優勝戦を戦う。


【涙キラリ、甲子園を去る球児達~第46章~】
- 負けて強くなる明徳義塾 (高知代表・明徳義塾)-

高知大会を7連覇して18回目の夏の甲子園を決めた明徳義塾。
昨夏、今春と甲子園では初戦敗退しており、初戦では負けない明徳義塾にとっては2季連続で屈辱を味わった。

高知大会の打率は3割1分8厘と高くない。今年のチームは投手を中心とした守りのチームだ。

甲子園では投打ががっちり噛み合った。準々決勝までの3試合で、エース中野君は20回無失点。守備は3試合で1失策。2試合を2桁安打で準決勝まで駒を進めた。

今日の準決勝。相手は最速152キロ右腕の今井君を擁する作新学院。
先発中野君が初回に早々と2点を許し、無失点投球は潰える。歯車は狂っていた。その後も投手陣が打たれ、15被安打10失点。さらに4失策がことごとく失点に結びついてしまった。

一方で負けはしたが、好投手の多い作新投手陣から10安打を放った。選手たちは何度も何度も1塁にヘッドスライディングして逆転を信じた。明徳のピンストライプのユニフォームは原型を留めない程にどろんこになった。これが高知大会7連覇する強豪の意地だ。

しかし10失点は明徳史上最多失点での敗北でもあった

大会中、あと3勝したら引退すると話していた馬淵監督だが、試合後、「守りの明徳が4つのエラーをしたら勝てない。それだけ悔いが残る」と無念の表情を隠しきれない。

そんな百戦錬磨の馬淵監督のエピソードがある。

第83回大会(2001年)、早々と2回戦で敗退した馬淵監督は、その日のうちに選手たちを高知に帰郷させて、その日から新チームの練習を開始したという。翌年、見事全国制覇を達成した。

先輩達と泥んこになった2年生達には来年がある。
馬淵監督、「秋の明治神宮大会、来年の選抜は優勝しますよ。見とってください」。

明徳義塾は負けて強くなる。選手たちと名将の悔しさが最高潮の中、2度目の全国制覇に向けて新チームがスタートする。
(了)
Aug 21, 2016 12:24pm


【参照】
馬淵監督4失策嘆く「守りの明徳が…」決勝進出逃す - 高校野球 : 日刊スポーツ

明徳義塾は敗退も西村が意地の1発、母に感謝
http://www.nikkansports.com/baseball/highschool/news/1697758.html

明徳義塾・馬淵節さく裂「松井と一緒にするな」作新・入江、敬遠せず真っ向勝負
http://www.hochi.co.jp/baseball/hs/20160820-OHT1T50080.html

全てをかけて!頂点まであと1つ!! 
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8/18/2016 0 Comments

第98回全国高等学校野球選手権大会 2016年夏

「この夏、負けない球児たち」第12章

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この夏、負けない球児たち!

【甲子園】
〔大会第12日(8/18)終了時点〕 

4強出揃う!

8月18日の敗退校数4校 
今夏参加校数3,876校中、3,872校が敗退。
残り4校
4/3876
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第12日第4試合「涙キラリ、甲子園を去る球児たち」第45章

【甲子園】 8/18大会第12日第4試合
準々決勝:作新学院(栃木)3-1木更津総合(千葉)
作新学院、入江の3戦連続本塁打で5年ぶりの4強へ!
作新学院は準決勝進出。次戦は、20日(土)、大会第13日第1試合で明徳義塾(高知)と対戦する。

【涙キラリ、甲子園を去る球児達~第45章~】
- 接戦を勝ちきる頼りのエース (千葉代表・木更津総合)-

3年ぶり5回目の出場の木更津総合。全国4番目に多い千葉170校の頂点までの道のりは厳しかった。8試合中5試合が1点差試合で5回戦以降は甲子園経験のある強豪に辛勝の連続だった。

打線が低迷する中で、耐える投球でチームを支えたのが左腕エースの早川君だ。捕手の構え通りに投げる精密機械のような制球力。ピンチでも動じない精神力でことごとく1点差ゲームを競り勝った。

甲子園でもロースコアの厳しい戦いの連続だった。

唐津商(佐賀)との初戦は、相手打線を2安打12奪三振で完封したが、もらった得点は2回の2点のみ。まさに守り抜いた投球だった。3回戦の広島新庄(広島)戦も好投手・堀君との投げ合いとなったが、初戦同様2-0の3安打完封。初回の1点の先制から7回の2点目まで1-0を守り続けた。

2試合19イニングス連続無失点。被安打はわずかに5で迎えた準々決勝の作新学院(栃木)戦。選抜の8強越えを狙うも1-3で敗戦。好投手・今井君と同じ被安打は6だったが、そのうち2本が本塁打となって力尽きた。

千葉大会と甲子園を通して、打線の援護は少なかった中で、磨きに磨いた制球力で孤軍奮闘してチームをベスト8に導いた早川君。「大沢のミットにしっかり投げられていたら抑えられたのに申し訳ない」。2本塁打を打たれた“精密機械”の僅かな制球の乱れを悔やみ、ポーカーフェイスに涙が流れた。

今大会、大味な試合も目立つ中で、ロースコアの試合をきっちり勝ちきる制球力と落ち着きを見せた左腕エース。「上のレベルで飛躍したい」。今後、投手として更なる高みを目指す。
(了)
Aug 20, 2016 12:12am

【参照】
木更津総合・早川2死から2被弾「詰めの甘さ出た」 - 高校野球 : 日刊スポーツ


第12日第3試合「涙キラリ、甲子園を去る球児たち」第44章

【甲子園】 8/18大会第12日第3試合
準々決勝:北海(南北海道)7-3聖光学院(福島)
北海、逆転で88年ぶり準決勝へ!
北海は準決勝進出。次戦は、20日(土)、大会第13日第2試合で秀岳館(熊本)と対戦する。


【涙キラリ、甲子園を去る球児達~第44章~】
- 弱小チームが決めた10連覇 (福島代表・聖光学院)-

戦後最長となる10年連続13回目の甲子園出場を決めた聖光学院。
毎年選手が入れ替わる高校野球で10年連続はまさに快挙だが、今年の
チームが10連覇目を刻むのも快挙だった。

今春の県大会で準決勝で磐城に敗退。春の県大会の連覇は6で止まった。特に投手力は、斎藤監督が「歴代最弱」と言うように夏の大会直前まで練習試合でも不安定さが目立った。

今年の優勝は技術力ではなく、「チーム力と人間力」だと主将の松本君は言う。福島大会に復調したエースの鈴木拓人君は「気持ちの投手」と自己評価した。9連覇してきた歴代チームとは違う己の力不足を認識し、自分達は弱いという自覚。それを補うために精神力を養ってきた。

決勝の光南戦では2-2でから8回に勝ち越し点を奪われ、10連覇に黄色信号が灯ったが、その裏に4点を取り、6-5で振り切った。下を向く選手はおらずチーム力、人間力で粘り勝った。

9代にわたる先輩達が築いてきた優勝の連鎖。聖光学院で野球をすることは、福島県内で「勝って当たり前の王者」としての十字架を背負う。惜しくもベスト8で姿を消すことになったが、弱いチームもチーム力と人間力で連覇の火は灯し続けた。

主将の松本君、「後輩には自分達の上に行ってほしい」。
2年生の遊撃手の瀬川君、「自分達が中心となって新チームに甲子園の経験を伝えていきたい」。

連覇の重圧を背負った先輩だからこそ、来年に向けて後輩のそれを理解し得る。11連覇に向けて、先輩達の悔しさと経験を繋ぐ1年が始まる。
(了)
Aug 20, 2016 12:11am

【参照】
聖光、初4強ならず…松本主将、夢は後輩に託す「自分たち以上に上に行ってほしい」


第12日第2試合「涙キラリ、甲子園を去る球児たち」第43章

【甲子園】 8/18大会第12日第2試合
準々決勝:明徳義塾(高知)3-0鳴門(徳島)
四国対決制した明徳義塾が4強進出!
明徳義塾は準決勝進出。次戦は、20日(土)、大会第13日第1試合で作新学院(栃木)と対戦する。

【涙キラリ、甲子園を去る球児達~第43章~】
- 公立の星 (徳島代表・鳴門)-

徳島大会5連覇を果たし、11回目の甲子園出場を決めた鳴門。あの池田でも成しえなかった大会初の快挙だ。
今日の準々決勝で惜しくも敗れはしたが、県立の鳴門は、今大会の公立校10校の中で、唯一、ベスト8入りを果たした。

過去10年間(第88回大会から97回大会まで)の公立校のベスト8以上の進出を調べると、次のようになる。

第88回大会 鹿児島工(ベスト4)
第89回大会 佐賀北(優勝)、今治西(ベスト8)
第90回大会 浦添商(ベスト4)
第91回大会 県岐阜商(ベスト4)
第92回大会 なし
第93回大会 習志野(ベスト8)
第94回大会 倉敷商(ベスト8)
第95回大会 鳴門(ベスト8)
第96回大会 なし
第97回大会 秋田商(ベスト8)

一大会平均で0.9校と、1校残るか残らないかという数字だ。優勝となると、第89回大会の佐賀北以来出ていない。

県立の鳴門は、ベンチ入りメンバー18名中17名が県内出身。野球部の寮もない。私立高校のユニフォームが洗練されているデザインの中、第1回大会から出場している伝統校のためか、鳴門のユニフォームのオーソドックスなスタイルに何か高校野球らしい懐かしさまで感じてしまう。

私立、公立などで判断するつもりはさらさらないが、やはり公立高校の環境が不利な面は否めない。そんな中で3年ぶりの8強入りとなれば、もはや県立の星といえるだろう。今大会は選抜王者・智弁学園の春夏連覇を阻止。私立3校を撃破して、堂々のベスト8進出だった。見事な戦いぶりに心から拍手を送りたい。
(了)
Aug 19, 2016 1:42am

【参照】
鳴門・河野「向こうが上でした」粘投も雪辱ならず - 高校野球 : 日刊スポーツ


第12日第1試合「涙キラリ、甲子園を去る球児たち」第42章

【#甲子園】 8/18大会第12日第1試合
準々決勝:秀岳館(熊本)4-1常総学院(茨城)
秀岳館、2本塁打で春夏連続の4強!
秀岳館は準決勝進出。次戦は、20日(土)、大会第13日第2試合で北海(南北海道)と対戦する。

【涙キラリ、甲子園を去る球児達~第42章~】
- 受け継がれる“マジック” (茨城代表・常総学院)-

3年ぶり16回目の甲子園でも常総学院は試合巧者だった。

1回戦は近江(滋賀)と対戦。初回から17安打11点を奪い圧勝。終盤には本塁打を2本を浴びせた。

2回戦は中京(岐阜)戦。初回の2失点は序盤で返すと、中盤から終盤にかけて8安打を打ち、6点を追加。中京は逆に3回以降4安打と1得点とエース鈴木が抑え、試合の流れを変えて勝利した。

3回戦は優勝候補の履正社(大阪)が相手だった。プロ注目左腕の2人、山口君と寺島君を早々と捉え、2回までに5点を奪って終始主導権を握った。

常総学院の戦いぶりで注目すべき点は、序盤で先制するか、先制を許しても序盤の段階で振り出しに戻して、終始劣勢に立たない点だ。中盤以降、優勢に試合を運んできた裏にはエース鈴木君の粘投があったのは言うまでもないだろう。

今日の準々決勝は今大会経験のない展開になってしまった。

先発の鈴木君が序盤に秀岳館に2本の本塁打を打たれ、序盤のうちに取り返せない。中盤には安打と失策がからんで追加点を与えてしまう。今までの自分達のスタイルをそのまま相手にやられてしまった。

今日、敗れはしたが中京戦の勝利で甲子園春夏通算40勝を挙げた。“木内マジック”と形容された木内前監督から脈々と重ねてきた甲子園の勝ち星。大胆な采配が注目されるが、真髄は確実性を高める野球だ。

2011年にチームを引き継いだ佐々木・現監督も木内氏の教え子。2回戦の履正社戦では4者連続犠打で寺島君から2点を奪う思い切った采配も見せた。

常総学院には”木内マジック”という言葉がクローズアップされるが、采配の陰にあるのは、選手を見極める洞察力とそれに応じた確実性の高い選択。それに応える選手たちの勝負強さ。

今年のチームにも受け継がれている。

試合巧者・常総学院が再び全国制覇するのはそう遠くないかもしれない。
(了)
Aug 19, 2016 12:39am

【参照】
2本塁打浴びるもチーム唯一の適時打放つ 常総・鈴木昭:朝日新聞デジタル


駆け上がれ、夏の頂点! 
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8/17/2016 0 Comments

第98回全国高等学校野球選手権大会 2016年夏

「この夏、負けない球児たち」第11章

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この夏、負けない球児たち!

【甲子園】
〔大会第11日(8/17)終了時点〕 
8強出揃う!

8月17日の敗退校数4校 
今夏参加校数3,876校中、3,868校が敗退。
残り8校
8/3876

第11日第4試合「涙キラリ、甲子園を去る球児たち」第41章

【甲子園】 8/17大会第11日第4試合
3回戦:北海(南北海道)4-1日南学園(宮崎)
終盤突き放した北海、22年ぶりの8強!
北海は準々決勝進出。次戦は、18日(木)、大会第12日第3試合で聖光学院(福島)と対戦する。

【涙キラリ、甲子園を去る球児達~第41章~】
-  大黒柱は小さなエース(宮崎代表・日南学園)-

春夏連続、夏は2年ぶり8回目の甲子園出場を決めた日南学園。今春の選抜大会初戦敗退の悔しさから走攻守全てにレベルアップ。宮崎大会を安定した戦いで勝ち上がった。

そんな日南学園のエース森山弦暉君は身長160センチ。今大会のエースの中で最も小さい。しかし、エースであり主将。そして打撃でも非凡さを見せるまさにチームの大黒柱だ。今大会は、150キロ前後の剛速球を投げる、180センチを超える本格派投手が注目を浴びる中、森山君の直球のほとんどは120キロ台。派手な三振ショーもない。

よく野球に身長は関係ないと言われる。物理的には身長が高い方が技術的に有利であることは事実だが、私の経験上も他の競技に比べて、決定的な要素ではないと間違いなく断言できる。有力投手が多いと言われる今大会でも、大柄な速球投手の全員が勝ち残っている訳ではない。

森山君の今大会の投球内容は実に堂々としたものだ。
初戦の西東京・八王子戦は、8回5安打の無失点。奪三振は2も与四死球2。2回戦の市和歌山戦では8回途中、7安打5奪三振1失点。与四死球は1。そして今日の3回戦北海(南北海道)を相手に破れはしたが、11被安打したが奪三振3で与四死球は1。

140キロ超の直球も真ん中に入り、切れが悪く、打者とのタイミングが合えば痛打される。四死球を出す、出さないも球速には全く関係ない。

コントロールとボールの切れ、それに投球術。

好投手の条件はあげればきりがないが、体格に関係なく投手に必要な要素を徹底して磨いた小さなエース。紛れもなく16強入りの立役者だ。専ら、森山君は身長がコンプレックスになったことは全くのないのだというから大したもの。森山君の活躍は、体格に恵まれない全国の球児たちの希望になったに違いない。
(了)
Aug 17, 2016 7:16pm

【参照】
日南学園、2001年以来15年ぶりの8強逃す
http://www.sanspo.com/baseball/news/20160817/hig16081718120022-n1.html

第11日第3試合「涙キラリ、甲子園を去る球児たち」第40章

【甲子園】 8/17大会第11日第3試合
3回戦:木更津総合(千葉)2-0広島新庄(広島)
投手戦制した木更津総合、夏は初めての8強!
木更津総合は準々決勝進出。次戦は、18日(木)、大会第12日第4試合で作新学院(栃木)と対戦する。

【涙キラリ、甲子園を去る球児達~第40章~】
- 敗者に値しない投球 (広島代表・広島新庄)-

2年連続2回目の甲子園出場となった広島新庄。昨夏の甲子園では2回戦で早稲田実業に6-7で敗退。エースの堀君は序盤で3失点し4回途中で降板。雪辱を期して広島大会を連覇。「絶対的エース」に成長して甲子園に戻ってきた。

初戦の相手は去年ベスト4の東東京・関東一。初回にいきなり適時打を浴びて先制点を許したが、ここから踏ん張った。以降は走者を出しながらも粘り、延長12回までの11イニングスを無失点。177球を投げぬき、接戦をものにした。

2回戦は、富山第一との試合。打線が奮起した。3回に先制し、6回、8回に追加点をあげると、エースの堀君も3安打、無四球の投球で応えた。投球数はわずか90球の完投勝利だった。

ベスト8をかけた今日の3回戦。同じ左腕の好投手・早川君を擁する木更津総合と戦った。堀君は選抜8強の相手打線を6安打2失点好投も、打線が早川君から散発3安打に抑えられ完封負けを喫した。試合時間は1時間23分。この試合も堀君の球数が103球、相手の早川君のそれは99球。両校合わせても9安打という見事な両左腕の投げ合いだった。

チームとしては昨年を上回る2勝をあげた原動力は紛れもなくエース堀君の投球につきる。

初戦は1点もやれない投球を11イニングスも継続した精神力。2回戦で見せた90球の無四球完投劇。そして今日の白熱した投手戦。

投手として精神的にも技術的にも実力は見せた。

「最後に3年生みんなでできた。楽しかったです。木更津総合の早川投手はすごい投手でした」
とすがすがしい。

敗者とするにはもったいない投手が甲子園を跡にした。
(了)
Aug 17, 2016 6:01pm

【参照】
阪神、ドラフト候補に広島新庄・堀をリストアップ
http://www.nikkansports.com/baseball/news/1695766.html

広島新庄 重かった2失点目 課題はっきり「打撃を鍛えたい」
http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2016/08/17/kiji/K20160817013185130.html

木更津総合(千葉)が広島新庄を下し、初のベスト8に進出
http://www.sanspo.com/baseball/news/20160817/hig16081713150016-n1.html

エース・堀が力投も…投手戦に敗れた広島新庄、3回戦で散る
http://news.mynavi.jp/news/2016/08/17/384/

第11日第2試合「涙キラリ、甲子園を去る球児たち」第39章

【甲子園】 8/17大会第11日第2試合
3回戦:作新学院(栃木)6-2花咲徳栄(埼玉)
作新学院、今井、6安打10K完投で4年ぶりの8強!
作新学院は準々決勝進出。次戦は、18日(木)、大会第12日第4試合に登場する。


【涙キラリ、甲子園を去る球児達~第39章~】
- 総合力見せた左腕の夏 (埼玉代表・花咲徳栄)-

3季連続、2年ぶり4回目の甲子園となった花咲徳栄。埼玉大会は圧巻だった。投手陣は左腕エースの高橋昂也君を中心に初戦の3失点以外は無失点。高橋昂也君は大会通算で52奪三振。9イニングス平均で12.6個に上った。打線もそんな投手陣に応え1試合平均11.5安打。埼玉県勢初めての優勝も狙える戦力だ。

初戦は秋田・大曲工との試合。先発の高橋昂也君は序盤本調子ではなかったが要所を締め、11三振を奪った。打線も10安打を打ち終盤に突き放した。

2回戦は、鹿児島・樟南との対戦。11安打を打たれたが3失点に抑えた。打線は7安打も6回、7回と効果的に得点に結びつけた。

3回戦の今日は、ベスト8をかけて栃木・作新学院と戦った。先発は2年生の網脇君だったが、2回途中までで5失点。流れを断ち切る為に想定より早くエースの高橋昂也君がマウンドに上がり試合を立て直した。しかし、打線が相手好投手の今井君をとらえることができず、2年連続のベスト8進出はならなかった。

大会も3回戦に入り、頂点を見据える上で、各校、決勝までの日程、試合数、疲労度などを本格的に考える時期に来ている。
高橋昂也君は1回戦で148球、2回戦で149球を投じている。上位を見据える上で明日の準々決勝が連戦となる3回戦の戦いは投手の起用方法には判断が伴うものだ。

今日の敗戦は不本意かもしれない。
しかし後輩から引き継いだマウンドでエースらしく試合を立て直した。150キロを超える速球も魅力的だが、不調でも試合の中で修正できる起用さ、ヒットは打たれても得点は与えない粘り強いピッチングを発揮。この3試合で、速球の他に投手に必要な能力をその分、見せつけることはできた。

速球だけではない、投手としての総合力。
今日もまた1人の好投手が夏を終えた。
(了)
Aug 17, 2016 2:15pm


【参照】
背中で考えわかるよ 花咲徳栄・高橋投手支える幼なじみ
http://www.asahi.com/articles/ASJ8H3JSRJ8HUTIL00L.html



第11日第1試合「涙キラリ、甲子園を去る球児たち」第38章

【甲子園】8/17大会第11日第1試合
3回戦:聖光学院(福島)5-2東邦(愛知)
東邦の勢い封じた聖光学院が5度目の8強!
聖光学院は準々決勝進出。次戦は、18日(木)、大会第12日第3試合に登場する。

【涙キラリ、甲子園を去る球児達~第38章~】
- 楽しむ野球が生んだ奇跡(愛知代表・東邦)-

2年ぶり17回目の出場の東邦は強烈な印象を残して甲子園を去った。

1回戦は福井・北陸との対戦。打線が爆発し、24安打19得点と大勝。4回には、その1イニングで5連打を含む11安打で12得点。大会記録の1イニング最多安打12、最多得点14にそれぞれ迫る猛攻を見せた。

2回戦は青森・八戸学院光星との対戦。7回表を終わって2-9と最大7点差から試合をひっくり返した。9回までに3点を加点し、5-9の4点差で9回裏を迎えた。3塁側のアルプスを除いてスタンド360度が東邦の大応援団と化す後押しを受けて、6安打集中、一挙5点をとり逆転サヨナラ勝ちした。

2回戦で起こった7点差以上からの逆転劇は過去に6度(7点差が4度、8点差が2度)。98回の歴史上、凡そ16大会に1度の試合ということになる。さらに、9回、4点差からの逆転サヨナラ勝ちとなると過去に2度しかない。まさに半世紀に1度の試合となった。

今日の3回戦の福島・聖光学院との試合。3点差を追って9回を迎えたが逆転の再現はならなかった。

7点差にしても、9回4点差にしても逆転試合が発生したのは1大会に1度だけ2度はない。頻発するものでは到底ない。それほど驚異的な試合を東邦は経験したということだ。

要因は一言でいうのは難しい。試合の流れ、投手の心理や疲労度、球場の雰囲気などあらゆる要素が重なり合って生み出される答えのない方程式のようなものだろう。

ただ、今年の東邦に各試合共通して当てはまるのは、心から甲子園を笑顔で楽しんだということだ。

1回戦の試合後、エースで4番の藤嶋君、「最後の甲子園なのに全然、緊張しない。楽しまずに終わると後悔する。みんなそう思ってますよ」。

大舞台を楽しむ。簡単なことではない、

大逆転の最大の要因は、点差がついた土壇場でさえも、ことごとく笑顔で打席に入り、楽しんでしまう選手たちの心の余裕だったのかもしれない。
(了)

#第98回全国高校野球選手権大会
#夏 #甲子園 #高校野球 #聖光学院 #東邦 #福島 #愛知

【参照】
東邦・藤嶋、応援の手拍子に感謝「最後まで楽しめた」
http://www.asahi.com/articles/ASJ8K25R9J8KPTQP007.html

東邦・藤嶋、サイクル超え!単打の代わりに二塁打/甲子園
http://www.sanspo.com/baseball/news/20160809/hig16080905020002-n1.html

北陸、19失点も終盤意地の反撃!来年につながる9得点
http://www.hochi.co.jp/baseball/hs/20160808-OHT1T50269.html

最大7点差逆転勝ちの東邦 夏の記録は8点差が最高
http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2016/08/15/kiji/K20160815013169720.html
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8/16/2016 1 Comment

第98回全国高等学校野球選手権大会 2016年夏

「この夏、負けない球児たち」第10章

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この夏、負けない球児たち!

【甲子園】
〔大会第10日(8/16)終了時点〕 
今日からベスト8をかけた戦い!まずは4校が名乗り!

8月16日の敗退校数4校 
今夏参加校数3,876校中、3,864校が敗退。
残り12校
12/3876
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第10日第4試合「涙キラリ、甲子園を去る球児たち」第37章

【甲子園】8/16大会第10日第4試合
3回戦:常総学院(茨城) 7-4履正社(大阪)
常総、序盤の得点を守り切って8強進出!
常総学院は準々決勝進出。次戦は、18日(木)、大会第12日第1試合で秀岳館(熊本)と対戦する。

【涙キラリ、甲子園を去る球児達~第37章~】
- 甲子園は勝ったチームが強い(大阪代表・履正社)-

昨秋の大阪大会は4位。選抜出場を逃した悔しさを今年にぶつけた。
春の大阪大会を制し、近畿大会では選抜優勝の智弁学園を下し優勝。迎えた夏の大阪大会は決勝を除く7試合中6試合がコールド勝ち。決勝も12点差をつけ、圧倒的な強さで6年ぶり3回目の夏の甲子園出場を決めた。
最速149キロ左腕の寺島君が注目される中、同じ左腕の山口君も140キロ超の速球を持ち、2枚看板の投手力とチーム打率4割を超える打撃力で優勝候補の一角として大会に挑んだ。

初戦は高川学園(山口)。寺島君が5回までノーヒットピッチングの2安打完投。打線も11安打で5点をとり快勝。

2回戦は同じ優勝候補の横浜(神奈川)との対戦。152キロ右腕の藤平君との壮絶な投げ合いを制し、優勝に大きく前進した。

3回戦の相手は常総学院(茨城)だ。先発は山口君が担った。初回、いきなり2塁打2本を打たれ2点を献上。2回途中、寺島君がマウンドにあがるも勢いに乗る常総打線につかまりこの回、さらに3失点。5回にもスクイズ等で加点されて、終始劣勢を強いられた。

それでも履正社は食い下がった。常総学院を上回る13安打で4点を返したが11残塁と好機で攻めきれず序盤の失点を取り戻せないまま試合は終わった。

甲子園優勝の目標は実現しなかった。

レベルの高い大阪で大阪桐蔭と覇権を争うまでになった履正社。しかし、春夏ともに甲子園での優勝はない。近年のチームでは抜群の戦力を誇り、乗り込んだ甲子園だったが、圧倒的な戦力をもってしても甲子園で勝ち上がるのは難しい。

横浜高校・渡辺元智前監督の言葉を思い出す。
「甲子園では強いチームが勝つとは限らない」、「優勝候補が強いのではなく、勝ったチームが強い」。

戦力通りに勝つためには、その戦力にカウントされない、技術ではない力が必要なのだろう。

大阪177校の頂点から全国の頂点を目指して、大阪の強豪校と切磋琢磨する1年がまた始まる。
(了)
Aug 16, 2016 9:22pm

【参照】
V候補の履正社散る 寺島救援も常総学院止められず - 高校野球 : 日刊スポーツ

優勝候補の履正社、3回戦で姿を消す
http://www.hochi.co.jp/baseball/hs/20160816-OHT1T50157.html

常総学院 V候補・履正社に勝った!3年ぶり8強 近畿勢は全て敗退
http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2016/08/16/kiji/K20160816013178950.html

常総学院がベスト8、履正社・寺島打たれる
http://www.sanspo.com/baseball/news/20160816/hig16081616320018-n1.html

第10日第3試合「涙キラリ、甲子園を去る球児たち」第36章

【甲子園】8/16大会第10日第3試合
3回戦:鳴門(徳島)11-9盛岡大付(岩手)
渦潮打線11安打11得点で鳴門、3年ぶり8強へ!
鳴門は準々決勝進出。次戦は、18日(木)、大会第12日第2試合で明徳義塾(高知)と対戦する。

【涙キラリ、甲子園を去る球児達~第36章~】
- 強烈な印象を残した“わんこそば打線” (岩手代表・盛岡大付)-

岩手大会を通して、6試合で73安打、1試合平均12本の打のチーム。次から次へとおかわりするようにヒットが飛び出る“わんこそば打線”で 2年ぶり9回目の甲子園出場を果たした。

初戦の九州国際大付(福岡)戦は14安打を放つものの点を取っては取られのシーソーゲーム。6-6の同点で迎えた9回に2番菅原君の本塁打等で2点を勝ち越し逃げ切った。

2回戦の相手は創志学園(岡山)。最速154キロを誇る相手エースの高田君に11安打を浴びせ攻略。中盤以降は主導権を握り競り勝った。

3回戦の今日は選抜王者・智弁学園を倒し勢いづく鳴門(徳島)との試合。また打撃戦になった。5-11で迎えた9回、4番塩谷君の3点本塁打等で4点を返し粘りを見せた。相手打線より2本多い13安打を打ち、あと一歩まで追い詰めた。

そこには春夏通じて甲子園9連敗という出場はするが勝てない過去のイメージはない。終盤の猛打で勝負を決める“わんこそば打線”は脅威と言っていい。

東北勢の優勝はまだない。近年にめきめきと力を付ける盛岡大付。仙台育英、東北、八戸学院光星、花巻東などと並び、東北勢初優勝候補に名乗り上げる今大会の戦いぶりだった。
(了)
Aug 16, 2016 6:16pm

【参照】
盛岡大付「わんこそば打線」、鳴門「うずしお打線」に敗れ初の8強ならず
http://www.hochi.co.jp/baseball/hs/20160816-OHT1T50136.html

鳴門、鮮やか集中打で勝利 盛岡大付、13安打も及ばず - 第98回選手権大会:バーチャル高校野球(甲子園)

第10日第2試合「涙キラリ、甲子園を去る球児たち」第35章

【甲子園】8/16大会第10日第2試合
3回戦:秀岳館(熊本)6-1 いなべ総合(三重)
秀岳館、終盤の長打攻勢で8強決める!
秀岳館は準々決勝進出。次戦は、18日(木)、大会第12日第1試合に登場する。
    
【涙キラリ、甲子園を去る球児達~第35章~】
- 教訓活かした投手陣 (三重代表・いなべ総合)-

6年ぶり2回目の甲子園出場だが、去年も甲子園に来るはずだった。去年の三重大会決勝は8回まで3点リードしていながら9回に5失点して、逆転負け。つかみかかった甲子園はすり抜けていった。今大会はエース山内が言うように「どれだけリードをしても、一つずつアウトを取る意識」をもって挑み、全5試合中3試合を完封勝ちし、大量リードしても豊富な投手陣が気を引き締めた。

甲子園初勝利を目指した初戦。打線が二ケタ安打し、投手陣も3人で相手打線を8安打3点に抑え、初めて校歌を歌った。

2回戦は山梨学院との対戦。投手戦が続いたが、終盤に打線が爆発し、7-2で勝った。安打数は相手と同じだったが、要所を締め、適時打を許さなかった。投手陣のふんばりが終盤の猛攻を呼び込んだ。

今日の秀岳館戦。終盤まで1-2と投手陣が粘ったが、終盤、長打攻勢を浴び力尽きた。

でも初勝利の目標から2勝を挙げた。昨夏の教訓は活かした。
尾崎監督、「応援の後押しをうけて一生懸命やっている姿に感動した」。

投手陣には2年生も残る。
今度は甲子園8強という新たな目標を負う。
(了)
Aug 16, 2016 3:36pm

【参照】
いなべ総合二遊間、息ぴったり グラブトスに甲子園わく - 第98回選手権大会:バーチャル高校野球(甲子園)

秀岳館 終盤たたみかけ初の夏8強 いなべは好機生かせず
http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2016/08/16/kiji/K20160816013178110.html?feature=related
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第10日第1試合「涙キラリ、甲子園を去る球児たち」第34章

【甲子園】8/15大会第10日第1試合
3回戦:明徳義塾(高知)13-5 嘉手納(沖縄)
満塁本塁打で突き放した明徳義塾、8強一番乗り!
明徳義塾は準々決勝進出。次戦は、18日(木)、大会第12日第2試合に登場する。

【涙キラリ、甲子園を去る球児達 ~第34章~】
- 大舞台で見せた、やんちゃ坊主達の打撃力 (沖縄代表・嘉手納)-

今年の沖縄大会は波乱の連続だった。糸満、豊見城、沖縄尚学、美来工科のシード校と昨年の代表校・興南がベスト8を前に敗退。混戦の大会で投打に実力を発揮した嘉手納が初優勝を飾った。

元々、実力はあった。今の3年生が1年生当時の「1年生大会」で優勝し、地元では期待が高かったが、県大会では準決勝や準々決勝までいくものの惜敗が続いた。

中学野球からの仲間がレギュラーの大半。気心の知れた「やんちゃ坊主(大蔵監督)」に楽しく野球をさせるために打撃力を磨き、打ち勝つ野球を目指し、夢を掴んだ。

初戦の相手は3年前の優勝校、前橋育英。
1-3のビハインドの8回。9安打の猛攻で一挙8点を奪い、勝負を決めた。

今日の明徳義塾戦。
敗れはしたが大好きな打撃で見せ場は作った。

1-13と実に12点差で迎えた8回。
9番新垣君から5番比嘉君までの6連打で4点を返した。
何があるかわからない。9回に望みをつないだ。

9回、9番新垣君のセンターへの飛球を明徳義塾のセンター立花君がダイビングキャッチ。8回から続く反撃の流れを止められた。

有力選手が多く、練習でエラーをするとレギュラーから外される危機感のある明徳義塾のプライド。嘉手納を後押しする球場の雰囲気の中、落ち着いて3つのアウトをとられた。

大蔵監督、「(甲子園でも)思いっきり振ってくれた」。
打撃は甲子園でも実力を発揮した。強豪相手にミスもあった。「打ち勝つ」ために足りない力も同時に露呈した。

2年生の比嘉花(嘉)、「いっぱいバット振って、絶対ここへ帰ってきます」。

来年の沖縄大会は前年度優勝校として波乱のない大会にするつもりだ。
(了)
Aug 16, 2016 11:45am

【参照】
嘉手納・仲地、5失点で降板 ボール先行、甘い球痛打 - 第98回選手権大会:バーチャル高校野球(甲子園)

打球を受けた嘉手納の投手に明徳義塾の一塁コーチが手当
http://www.daily.co.jp/baseball/2016/08/16/0009394035.shtml

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8/15/2016 0 Comments

第98回全国高等学校野球選手権大会 2016年夏

「この夏、負けない球児たち」第9章

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【甲子園】
〔大会第9日(8/15)終了時点〕 
16強が出そろった98回夏。今日からベスト8をかけた戦い!

8月15日の敗退校数3校 
今夏参加校数3,876校中、3,860校が敗退。
残り16校

16/3876
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第9日第3試合「涙キラリ、甲子園を去る球児たち」第33章

【甲子園】8/15大会第9日第3試合
2回戦:広島新庄(広島)7-1 富山第一(富山)
好投手堀、3安打完投で富山第一下す!
広島新庄は3回戦進出。次戦は、17日(水)、大会第11日第3試合で木更津総合(千葉)と対戦する。

【涙キラリ、甲子園を去る球児達】
- 甲子園で勝つ難しさ (富山代表・富山第一)-

3年ぶり2回目の甲子園出場を果たした富山第一。富山大会では全5試合で7点差以上をつけ、
他チームを圧倒した。その原動力はつなぎの野球だ。

富山大会で放った46安打中37安打が単打で本塁打はゼロ。スコアは豪快に打ち勝っているイメージだが、単打、犠打、盗塁を駆使し、効率よく走者を進塁させて得点能力を高めるのが持ち味だ。

甲子園での初戦。新潟・中越との対戦。
制球の良い相手投手の左腕・今村君に完璧に抑えられ、9回1死まで無安打。あわやノーヒット・ノーランかという事態にまで追い込まれたが、狭間君、河原君に連続2塁打が飛び出し、辛うじて初戦を勝った。

迎えた今日の2回戦。広島新庄との試合も同じ好投手の左腕・堀君に苦しめられた。安打は3本。得点は4回に内野ゴロの間にあげた1点のみ。

甲子園の2試合で放った安打は5本。好投手が揃う全国の舞台で、自分達の野球はさせてはもらえなかった。

甲子園で勝ち上がる為には打てない試合をどう戦うか。犠打、機動力の素地はある。接戦をものにする投手力とミスをしない堅実な守り。

課題はまだまだある。
2人の好投手との対戦で、もう一回り成長するヒントは掴んだ。

2年生投手の森圭名君、「次は全部自分が投げて、全部ゼロで抑えて、絶対的エースになって戻って来たい」と来年のリベンジを誓った。
(了)
Aug 15, 2016 9:33pm

【参照】
富山第一、機動力生かした1点に誇り 主将・宝達が快走:朝日新聞デジタル
​

第9日第2試合「涙キラリ、甲子園を去る球児たち」第32章

【甲子園】8/15大会第9日第2試合
2回戦:花咲徳栄(埼玉)6-3 樟南(鹿児島)
花咲徳栄、逆転勝ちで3回戦へ!
花咲徳栄は3回戦進出。次戦は、17日(水)、大会第11日第2試合で作新学院(栃木)と対戦する。


【涙キラリ、甲子園を去る球児達】
- 遠かった甲子園 (鹿児島代表・樟南)-

「やりきりました。つらいことはいろいろあったけど、甲子園では楽しくプレーできた。悔いはありません」
今日の試合後の樟南エース、浜屋君の談話だ。

鹿児島大会決勝再試合だけではない。この1年、つらい我慢の1年を過ごしてきた。

昨夏の鹿児島大会。

初戦の鹿児島情報戦。2-2で同点で迎えた6回、エースの畠中君が熱中症で降板。救急搬送されるアクシデントに見舞われた。急遽登板した浜屋君は7回に2失点。2-4で涙を呑んだ。この時の捕手も現チームで正捕手の前川君だった。樟南の県大会初戦敗退は9年ぶりの出来事だった。

先輩達の夏を初戦で終わらせてしまった2年生バッテリー。
悲しみからの出発だった。

今年の鹿児島大会。

決勝の相手はともに県内最多18回の甲子園出場を誇る鹿児島実とのライバル決戦。浜屋君と畠中君の両左腕と前川君のバッテリーは1-1の張り詰める投手戦を演じたが、決着は着かず延長15回引き分け再試合になった。

甲子園は遠かった。

昨夏初戦敗退後の上園主将の「勝負の世界は厳しい。甲子園は簡単に手の届く場所ではなかった」という言葉が重い。

再試合。

3回に勝ち越した1点を浜屋君、畠中君、そして前川君のバッテリーが守り切った。苦しみ抜いた末の優勝。初戦敗退からリベンジを果たした。

甲子園では初戦で京都翔英に9-1で勝利したが、今日の2回戦、埼玉・花咲徳栄に敗れた。

苦しんだ後に踏んだ聖地のマウンドを楽しんだ。試合後の浜屋君に涙はなかった。
(了)
Aug 15, 2016 8:35pm

【参照】
樟南、紙一重の逆転負け 勝ち越し打、グラブかすめる:朝日新聞デジタル
​

第9日第1試合「涙キラリ、甲子園を去る球児たち」第31章

【甲子園】8/15大会第9日第1試合
2回戦:日南学園(宮崎)6-4 市和歌山(和歌山)
日南学園、接戦を競り勝って3回戦へ!
日南学園は3回戦進出。次戦は、17日(水)、大会第11日第4試合で北海(南北海道)と対戦する。

【涙キラリ、甲子園を去る球児達】
- 甲子園の怖さ、再び (和歌山代表・市和歌山)-

春夏連続、夏は2年ぶり5回目の出場となった市和歌山。和歌山県勢にとって智弁和歌山を除くチームが春夏連続出場を果たすのは箕島が春夏連覇した1979年まで遡る。実に37年ぶりの快挙。今大会は準々決勝で智弁和歌山を、決勝でその箕島を破り、堂々の優勝だ。

初戦は石川・星稜に打ち勝ち、エースの赤羽君が完投勝利。

2回戦の今日は宮崎・日南学園が相手だ。

3-3で迎えた6回表の守り。2死満塁のピンチで審判の手が上がる。
日南学園2番の芳賀君のバットが捕手の岡本君のミットに接触し打撃妨害をとられた。この押し出し点がこの試合の決勝点になってしまった。

3年前の甲子園。

鹿屋中央との戦いは延長12回裏、1死一、三塁。セカンドゴロを処理した山根君が本塁ではなく一塁へ送球してしまい、その間に三塁走者が生還。サヨナラ負けを喫した。山根君は和歌山大会でもノーエラー。守備の要でエラーとは無縁といっていい名二塁手の判断ミスだった。

高校野球にエラーはつきもの。しかし、それが勝敗を決してしまうとなるとそのショックは計り知れない。

打撃妨害をとられた捕手の岡本君、「いいボールが来たので、気持ちが高ぶって早く取りに行こうとしてしまった」と悔やんだ。

打撃妨害。高校3年間でもほとんど経験しないプレーと言っていい。
甲子園では何が起こるかわからない。

2大会連続して経験した甲子園の怖さ。
これを糧に一段と強くなった市和歌山がまた甲子園に戻ってくるに違いない。
(了)
Aug 15, 2016 7:23pm

【参照】
市和歌山敗退 継投策も日南学園に敗れる - 高校野球 : 日刊スポーツ
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負けたら終わりの緊張感
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8/14/2016 0 Comments

第98回全国高等学校野球選手権大会 2016年夏

「この夏、負けない球児たち」第8章

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2016年夏、まだ負けない球児たち!
    
【甲子園】
〔大会第8日(8/14)終了時点〕 
8月14日の敗退校数4校 
今夏参加校数3,876校中、3,857校が敗退。
残り19校
19/3876

第8日第4試合「涙キラリ、甲子園を去る球児たち」第30章

【甲子園】8/14大会第8日第4試合
2回戦:履正社(大阪)5-1横浜(神奈川)
強豪対決は雨の中断戦を制した履正社!!
履正社は3回戦進出。次戦は、16日(火)、大会10日第4試合で常総学院(茨城)と対戦する。

【涙キラリ、甲子園を去る球児達】
- 明暗分けた1時間23分の間(ま) ~横浜の背番号1~ (神奈川代表・横浜)-

3年ぶり16回目の夏の出場となった横浜。戦力は充実している。投手はプロ注目右腕・藤平君に、安定感のある左腕・石川君とエース級が2枚。打線は神奈川大会14本塁打を打ち、大会新記録樹立。野手にも実力選手がずらりと並び、松坂を擁した80回大会の全国制覇の再来を充分に予感させながら甲子園に乗り込んだ。

初戦の東北戦。打っては1本塁打を含む16安打。神奈川大会から続く、藤平君、石川君の継投もばっちり決まった。

2回戦の相手はくじのいたずら。
同じくこの夏、頂きを目指す、剛腕寺島君を擁する履正社と早くも対戦が決まった。

初回、村田君の犠牲フライで先制。ペースをつかんだかに見えた。

2回裏、横浜の守りの間、雷雨で約40分間に渡る2度の中断が発生した。1度目の中断あけ、先発の石川君は3ランを浴び逆転を許した。さらに8番山本君に四球を与えると再び、40分間の中断。2度目の中断あけ、石川君は暴投と死球で完全にペースを失い、想定外の状態でマウンドを藤平君に譲った。その藤平君も初球を2塁打され、2点を失い、4点差がついた。

横浜は藤平君と石川君らの継投が本来のスタイル。今日も普段通りを貫いた。しかし、守りの1イニングの間で合計1時間23分間に及ぶ中断は想定外。失点は全て中断あけのことだった。

終わってみればその2回裏が明暗を分けた。
肩が冷える。中断の影響がなかったと言えば嘘になるだろう。

試合後の藤平君、「自分と石川が2人で5点取られたことが敗因。自分がエースとしてしっかり抑えられなかった。あそこ(2回)が勝負の分かれ目だった」。

横浜のエース番号を背負っている。言い訳はしない。どんな状況であれ、点をやらないのがエースだ。

3回以降、中断はなく、横浜・藤平君、履正社・寺島君のハイレベルな投げ合いに甲子園にとどまった3万8千人のファンは酔いしれた。

「寺島君との投げ合いは楽しかった。これからもライバル視したい」。

全国制覇はライバルに託す。
でも今後の野球人生では負けるつもりはない。
(了)
Aug 15, 2016 1:30am

【参照】
横浜・藤平、履正社に敗れ「エースとして抑えられなかったのが勝負の分かれ目」
​

第8日第3試合「涙キラリ、甲子園を去る球児たち」第29章

【甲子園】8/14大会第8日第3試合
2回戦:東邦(愛知)10×-9八戸学院光星(青森)
東邦、終盤7点差を大逆転、劇的サヨナラで光星下す!!
東邦は3回戦進出。次戦は、17日(水)、大会11日第1試合で聖光学院(福島)と対戦する。


【涙キラリ、甲子園を去る球児達】
- 甲子園の魔物は敗者の財産 ~胸を張れ、光星ナイン~ (青森代表・八戸学院光星)-

青森大会はノーシードから勝ち上がり、春夏連続、夏は2年ぶり8回目の甲子園出場を果たした。昨年は決勝で三沢商に延長12回のサヨナラ負け。その悔しさを晴らす優勝となった。

甲子園での初戦。市立尼崎に9回に同点とされ延長にもつれ込んだがすぐさま10回表に突き放して初戦を突破した。

勢いはついた。

今日は愛知・東邦との対戦。
東邦投手陣に13安打を浴びせて、先制、中押し、ダメ押しと得点を重ね、9-5と4点差で9回裏を迎えた。

甲子園の魔物。

幾度となく番狂わせや奇跡的な試合が行われる聖地。いつしかそんなシーンをして、甲子園には魔物が棲むと揶揄されるようになった。

9回裏、4点差を追う東邦。4万を超える観衆が東邦の応援マーチにあわせて手拍子し、タオルを振る。甲子園のすり鉢スタンドは光星アルプスを除いて、東邦アルプスと化した。

4点差。
敵は東邦だけではない。敵地の状況で4点差を守り切るのは難しい。

勝者と敗者は最後の最後で入れ替わった。
敗者にとっては残酷な仕打ちだ。

この結果をどう受け止めるか。それは八戸学院光星ナインに委ねられる。

人生は負けから始まり、負けからスタートする。
元々、昨年の青森大会決勝サヨナラ負けからスタートしたチーム。
天才に見えるイチローも4000本以上のヒットを打つのに8000回の失敗を重ねたという。敗者こそが真の勝者になれるのだ。

甲子園の魔物は非情なだけではない。
勝者には与えられない貴重な財産を得て、光星ナインは甲子園を去った。
(了)
Aug 14, 2016 8:23pm

【参照】
東邦への大声援「動揺した」 継投の八戸学院光星・桜井 - 第98回選手権大会:バーチャル高校野球(甲子園)

第8日第2試合「涙キラリ、甲子園を去る球児たち」第28章

【#甲子園】8/14大会第8日第2試合
2回戦:常総学院(茨城)8-3中京(岐阜)
着々と加点した常総学院、3回戦へ3!!
常総学院は3回戦進出。次戦は、16日(火)、大会第10日第3試合に登場する。

【涙キラリ、甲子園を去る球児達】
- 負けて悔いなし (岐阜代表・中京)-

6回目の甲子園出場を果たした中京。強力打線で14年ぶりに岐阜大会を制した。

初戦の大分戦、岐阜大会の勢いそのまま16安打で12点をとった。

迎えた2回戦は好投手鈴木君を擁する常総学院が相手。

初回に3安打を放ち2点を先制した。

しかし、2回以降、流れを呼びきれない。初回に攻略の感触をつかんだはずの鈴木君は既に立ち直っていた。全国で勝つ投手は試合の中で修正する。好投手と言われる所以だ。

打線が抑えられた中京のリズムは狂った。
投手陣も小まめに加点する常総打線を最後まで止められなかった。

試合後の橋本監督、「スピードよりも手元で伸びる球があった。さすがエース」と常総学院の鈴木投手の実力を評価した。
平主将は、「今までやってきたことを全て出して負けた。しょうがないです」と完敗を認めた。この日、無安打に終わった高校通算68本塁打の今井君は「自分のスイングができて、お客さんもわいた。やり切った」。

力は出し切った。相手の実力を認められる敗戦に悔いはない。
中京ナインは爽やかな表情で甲子園を後にした。
(了)
Aug 14, 2016 4:59pm

【参照】
中京の4番今井、先制適時打「フルスイングやり切った」:朝日新聞デジタル

第8日第1試合「涙キラリ、甲子園を去る球児たち」第27章

【甲子園】8/14大会第8日第1試合
2回戦:いなべ総合(三重)7-2 山梨学院(山梨)
終盤の猛攻で決着、いなべ総合3回戦へ!
いなべ総合は3回戦進出。次戦は、16日(火)、大会第10日第2試合で秀岳館(熊本)と対戦する。

【涙キラリ、甲子園を去る球児達】
- ヒット1本の教訓 (山梨代表・山梨学院)-

5年ぶり6回目の出場となった山梨学院。今大会は圧倒的な打撃力で山梨大会を制した。

山梨大会5試合中、4試合がコールド勝ち。決勝戦も大会3連覇を狙う東海大甲府を相手に12-5で圧倒した。全試合二ケタ安打を放ち、チーム打率はほぼ5割の4割9分。
春夏通じて県勢初の全国制覇の期待がかかった。

1回戦は長崎商を相手に11安打を放ち快勝。

今日、2回戦でいなべ総合と戦った。

5回を終わって2-2と接戦だったが、8回に集中打を浴び、2-7で敗退した。
数字でみれば試合内容はほぼ互角だった。安打もお互い8本ずつ打ち合った。しかし、結果として5点差がついた。

いなべ総合の8安打が得点に結びつき効率よく加点したのに対し、山梨学院は同じ安打数でも適時打がでなかった。
山梨学院・吉田監督、「チャンスでもう少し早く一本が出ていれば違ったと思う」と悔しがった。

自慢の打撃力。
甲子園で問われたのはその内容、つまり安打1本が持つ意味だった。いくら安打を重ねても得点につながらなければ空砲にすぎない。

山梨学院の県勢初優勝はお預けにはなったが、甲子園で勝つための教訓を持ち帰った。
(了)
Aug 14, 2016 12:31pm

【参照】
山梨学院の主将・滝沢、3安打 9回まで意地見せる:朝日新聞デジタル
目指せ、夏の頂点!
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8/13/2016 0 Comments

第98回全国高等学校野球選手権大会 2016年夏

「この夏、負けない球児たち」第7章

2016年夏、まだ負けない球児たち!
    
【甲子園】
〔大会第7日(8/13)終了時点〕 
8/13の敗退校数4校 
今夏参加校数3,876校中、3,853校が敗退。
残り23校
23/3876

第7日第4試合「涙キラリ、甲子園を去る球児たち」第26章

【甲子園】8/13大会第7日第4試合
2回戦:鳴門(徳島)5-2智弁学園(奈良)
鳴門、逆転勝ちで春の王者倒す!!
鳴門は3回戦進出。次戦は、16日(火)、大会第10日第3試合で盛岡大付(岩手)と対戦する。

【涙キラリ、甲子園を去る球児達】
- 見えない敵と戦った春の王者 (奈良代表・智弁学園)-

春の選抜優勝校。それはその後訪れる夏の大会まで地元だけではなく全国で追われる立場になることを意味する。

今夏、参加3,876校の中で、唯一、智弁学園だけが挑戦できる春夏連覇を目指す権利。そんな勲章は「勝って当たり前」という重圧という、ある種最も困難な見えない敵との戦いが伴う。

多くの学校が「打倒智弁」に燃える奈良大会。

3回戦、準決勝、決勝と1点差試合を勝ち抜いた。どちらが勝者になってもおかしくない薄氷を踏む戦いを制して手にした2年ぶり18回目の切符。それは史上8校目となる春夏連覇を目指して聖地に乗り込むことを意味する。

全国の注目を浴びる中、初戦、出雲に快勝した。

そして、今日の2回戦、5年連続出場の徳島・鳴門に苦しんだ。終盤に守備の乱れもあって致命的な勝ち越し点を与えてしまった。

春夏連覇の夢は潰えた。

簡単ではない。去年までの選抜大会87回の歴史上、たった7校しか成し遂げていないのだ。延べ80校は夏の頂点までたどり着けない。

むしろ、「負けて当たり前」が正しい。

そして、選抜王者の大半が独特のムードの中、その瞬間(終戦)を迎える。

試合中、エース村上君を中心に笑顔が印象に残った智弁ナイン。この重圧を笑顔で乗り切ることに決めていた。試合後、岡沢主将は悔しさの一方で、「“必笑”は最後までやりきれた」と誇った。

特別な夏は終わった。王者は笑顔で甲子園を去った。
(了)
Aug 13, 2016 10:17pm

【参照】
春夏連覇逃しても、貫いた「必笑」の野球 智弁学園:朝日新聞デジタル
​

第7日第3試合「涙キラリ、甲子園を去る球児たち」第25章

【甲子園】8/13大会第7日第3試合
2回戦:盛岡大付(岩手)11-8創志学園(岡山)
打撃戦制した盛岡大付が初の1大会2勝!
盛岡大付は3回戦進出。次戦は、16日(火)、大会第10日第3試合で鳴門(徳島)と対戦する。

【涙キラリ、甲子園を去る球児達】
- 最速投手が学んだもの (岡山代表・創志学園)-

夏の甲子園初出場の創志学園。今選抜に続き見事、春夏連続出場を決めた。

注目を集めるのは、最速154キロを誇るプロ注目の右腕、高田萌生君だ。
今夏、全国最速右腕はどんな投球を見せるのか注目された今日の盛岡大付戦。結果は予想に反し打撃戦となった。

創志学園が序盤に4点を先制し、波に乗るかと思われたが、4回盛岡大付の植田君の本塁打等で同点に追いつかれると5回にも被弾する等失点を重ね、高田君は5回2/3を投げて11安打10失点でまさかの降板となった。

序盤の「今まで一番いい状態」(高田君)から4回に打たれた本塁打をきっかけにペースを崩し始めた。本塁打後に3者連続四球。「投げ急いでためがない。」フォームの変調に自覚はあったが修正できなかった。

それでもここまで甲子園に登場した投手陣の中で最速となる152キロを2度計測し、球場を沸かせた。

最後の夏は不完全燃焼で終わった。どんなに球速があっても、フォームを乱し、制球を乱せば甲子園では通用しない。「負けてしまったら(球速は)意味がない」と試合後は落ち込んだ。

プロが注目する逸材。投手として甲子園で学んだものは大きい。精神的成長が備わった時、もっと上のレベルで活躍する高田君の姿があるに違いない。
(了)
Aug 13, 2016 9:11pm

【参照】
創志学園・高田が152キロ 松坂超え今大会最速 - 高校野球 : 日刊スポーツ
​

第7日第2試合「涙キラリ、甲子園を去る球児たち」第24章

【甲子園】8/13大会第7日第2試合
2回戦:明徳義塾(高知)7-2境(鳥取)
そつなく加点した明徳義塾が貫録勝ち!
明徳義塾は3回戦進出。次戦は、16日(火)、大会第10日第1試合で嘉手納(沖縄)と対戦する。

【涙キラリ、甲子園を去る球児達】
- 選手は初出場 (鳥取代表・境)-

9年ぶり8回目の夏の甲子園出場を果たした境。鳥取大会決勝では決勝史上最多の19得点をあげる等、大会を通して安定した戦いぶりが光った。

対戦相手の明徳義塾は7年連続18回目の甲子園。そして春夏連続出場となり経験は豊富だ。一方で、8回目の大舞台となる境だが9年ぶりとなれば実質選手は初出場だ。

試合は苦戦を強いられた。

甲子園の雰囲気に浮足立った。鳥取大会1試合平均1個だった失策がこの試合だけで5つ。さらにエースの隠家も与四死球は7に上り、ミスが得点に結びつき、中盤以降、最後までペースをつかめなかった。

試合後の坂口監督、「失点の仕方がまずかった。あれだけエラーが多いと流れが来ない」と厳しい表情を浮かべた。

出場回数は多くても連続出場でなければ選手は実質初出場だ。甲子園慣れしているチームに比べて技術以上に平常心でプレーできるかどうかが、大舞台で戦う上では重要だ。

強豪相手に戦う時、まずはミスをしないこと。3回には浜君の2点本塁打で同点とした。ミスがなければ5点差はつかなかったはずだ。精神面を鍛え直し、次回、夏の甲子園2勝目を目指してほしい。
(了)
Aug 13, 2016 8:01pm

【参照】
グラブスイッチ、大観衆に披露 境の高橋、ハンディ克服:朝日新聞デジタル

第7日第1試合「涙キラリ、甲子園を去る球児たち」第23章

【甲子園】8/13大会第7日第1試合
2回戦:木更津総合(千葉)2-0唐津商(佐賀)
木更津総合、エース早川2安打12奪三振で初戦突破‼
木更津総合は3回戦進出。次戦は、17日(水)、大会第11日第3試合に登場する。

【涙キラリ、甲子園を去る球児達】
- 敗退の陰にエースの重責 (佐賀代表・唐津商)-

5年ぶり5回目、夏の甲子園に登場した唐津商。昨年の佐賀大会は決勝進出を果たしながらも延長戦の末、龍谷に破れ準優勝に終わった。今夏、準決勝で再戦となったが龍谷の不祥事で異例の不戦勝。決勝は16得点の猛攻で文句なしの優勝を飾った。

優勝したとはいえ、今年のチームは順風満帆とはいかなかった。

昨秋、今春の佐賀大会は3回戦止まり。6月のNHK杯県大会では与四死球6で投手陣が崩れ、佐賀商に12失点を喫し敗退。夏の直前まで投手力に課題を残した。

エースの谷口君は無駄な四死球を出さないことを意識して練習に取り組んだ。佐賀大会は控えの伊藤君と合わせて、全4試合で与四死球は7。1試合平均1.75と安定した。

今日の木更津総合戦。

谷口君は、選抜8強の打線を警戒し、打者の半数以上に初球をボールから入りながらも与えた四死球は1つ。8安打されたものの相手打線を2点に抑えた。

試合は好投手を打てず完敗の結果となったが、攻撃陣が完璧に抑えられる中、ワンサイドゲームを阻止した陰には、大会前の課題を克服し、大舞台でも重責を果たした頼もしいエースの姿があった。
(了)
Aug 13, 2016 7:09pm

【参照】
唐津商・井上主将「予想をはるかに超える凄い投手」 - 高校野球 : 日刊スポーツ

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8/12/2016 0 Comments

第98回全国高等学校野球選手権大会 2016年夏

「この夏、負けない球児たち」第6章

2016年夏、まだ負けない球児たち!


【甲子園】
〔大会第6日(8/12)終了時点〕 
8/12の敗退校数4校 

今夏参加校数3,876校中、3,849校が敗退。

残り27校

27/3876
​

第6日第4試合「涙キラリ、甲子園を去る球児たち」第22章

【#甲子園】8/12 大会第6日第4試合
2回戦:秀岳館(熊本)6-1常葉菊川(静岡)

秀岳館、熊本へ吉報届ける15年ぶりの夏1勝!
秀岳館は3回戦進出。次戦は、16日(火)、大会第10日第2試合に登場する。

【涙キラリ、甲子園を去る球児達】
- 6人のホームランヒッタ (静岡代表・常葉菊川) -


3年ぶり5回目、夏の甲子園に登場した常葉菊川。お馴染みのピンストライプに身を包んだ“フルスイング打線”が静岡大会を制した。

過去の甲子園ではバントをせず、強攻してビッグイニングをつくるパワフル打線で春優勝1回、夏準優勝1回の実績を誇る。今夏、静岡大会7試合で本塁打8本、87安打73得点。レギュラー9人中5人が本塁打を記録した。

迎えた初戦は今選抜4強の秀岳館。

打線は秀岳館投手陣に5安打に抑え込まれ、終盤に突き放された。高校通算48本塁打の栗原君も不発に終わった。

しかし、フルスイング打線の片鱗は見せた。
6回、山本雄大君が一時は同点に追いつくソロ本塁打を放った。痛烈なライナーがセンター後方に突き刺さった。この夏、6人目のホームランヒッターは9番打者だった。

フルスイングを徹底指導した森下監督はこの夏退任する。その教えを伝統に変え、これからも打って勝つ野球を追求する。
(了)
Aug 13, 2016 4:05pm
#夏 #高校野球 #秀岳館 #常葉菊川 #熊本 #静岡

  
【参照】
常葉菊川、粘り見せるも初戦敗退!森下イズム継承へ
hochi.co.jp

第6日第3試合「涙キラリ、甲子園を去る球児たち」第21章

【#甲子園】8/12 大会第6日第3試合
2回戦:作新学院(栃木)3-0尽誠学園(香川)
エース今井、最速151キロ、13奪三振で作新学院快勝!
作新学院は3回戦進出。次戦は、17日(水)、大会第11日第2試合に登場する。

【涙キラリ、甲子園を去る球児達】
- 昨夏初戦敗退からの復活 (香川代表・尽誠学園)-

9年ぶり11回目の出場となった尽誠学園。選抜準優勝の高松商を決勝で破って香川大会を制した。11回目の優勝だが、この優勝はひと際感慨深い。

昨夏、7月11日、香川大会の初日。延長10回の末、坂出に3-4で惜敗。

試合に出場した当時の2年生メンバーは雪辱を期すために、この1年、「香川で一番長く厳しい練習期間を過ごしてきた」という自負があった。
勝ちにこだわり、最後まであきらめない粘りを培って迎えた香川大会を軒並み甲子園出場経験のある学校を破って、昨年の屈辱を歓喜に変えた。

甲子園での初戦。
作新学院のエース今井君が立ちはだかった。最速は151キロ。13三振を奪われ、ホームベースを踏むことはできなかった。

打線の中心・4番を打つ松井君も「力負け。相手の投手が上だった。別次元という感じ。練習不足です」と完敗を認めざるを得なかった。

昨夏の屈辱から香川大会を勝ち抜く精神力は鍛え上げた。しかし上には上がいる。次の1年、後輩たちは甲子園で勝つレベルに照準を合わせる新たな挑戦が始まった。
(了)
Aug 13, 2016 2:09pm
#夏 #高校野球 #作新学院 #尽誠学園 #栃木 #香川


【参照】
尽誠学園の“永ちゃん”作新学院・今井の速球に脱帽
hochi.co.jp

第6日第2試合「涙キラリ、甲子園を去る球児たち」第20章

【#甲子園】8/12 大会第6日第2試合
2回戦:北海(南北海道)2×-1 松山聖陵(愛媛)
北海9回サヨナラで22年ぶり夏勝利!
北海は3回戦進出。次戦は、17日(水)、大会第11日第4試合に登場する。

【涙キラリ、甲子園を去る球児達】

-激闘の陰に責任感と絆 (愛媛代表・松山聖陵)-


春夏通じて悲願の初出場の松山聖陵。愛媛大会ではノーシード。強豪がひしめくゾーンに入りながら初戦で第1シードの川之江を破り勢いにのると西条、新田などの優勝候補を続々と下し、混戦の愛媛を勝ち抜いた。

大黒柱はエースのアドゥワ君。愛媛大会で全6試合に登板し、ピンチでも冷静なピッチングで初優勝の原動力となった。

初戦の相手は、実に全国最多37回目の出場を誇る北海。最も甲子園を知る学校に初めての松山聖陵が挑んだ。

試合は9回表まで1-1。得点は互角も、3回以降はピンチの連続。打線も4安打と苦戦した。松山聖陵はアドゥワ君を中心に守り凌ぐ展開だった。

9回裏2死1、2塁。直球をセンターにはじき返され力尽きた。

196センチの長身。最速145キロのドラフト候補。そんな話題が先行するが、走者を背負ってからの粘り強い投球が真骨頂だ。

北海は12安打を記録しながらも18残塁。9イニングスながらアドゥワ君の投球数は187球に上った。まさにピンチを耐え忍んだ投球だったことを物語る。

心優しい大柄なエースはサヨナラ打の直後、キャッチャーの稲葉君に「ごめん」と責任を背負い込んだ。
稲葉君はエースに声をかけた。「(アドゥワ)誠のおかげでここまで来られた。ありがとう。」アドゥワ君は目を潤ませた。

耐えるエースと援護してあげらなかったチームメイトの責任感と絆。

初陣校がまた1校、甲子園を去った。
(了)
Aug 13, 2016 12:56pm


【参照】
松山聖陵196センチ右腕・アドゥワ、187球で力尽く「もっと体を大きくして上の世界目指したい」
hochi.co.jp

第6日第1試合「涙キラリ、甲子園を去る球児たち」第19章

【#甲子園】8/12 大会第6日第1試合

2回戦:聖光学院(福島)5-3 クラーク国際(北北海道)


聖光学院、8回の攻勢で逆転勝ち!
聖光学院は3回戦進出。次戦は、17日(水)、大会第11日第1試合に登場する。

【涙キラリ、甲子園を去る球児達】

-生みの苦しみから叶えた甲子園 

(北北海道代表・北海)-

通信制高校として初めての甲子園出場を果たしたクラーク国際。創部3年目でのスピード出場だが、甲子園への道は決して平坦ではなかった。

創部したのは2014年4月。3年生1人と1年生7人でスタートした。グラウンドは全面芝生のラグビー場を借り、バッティング練習をしても守備はいない。

2014年春の大会で初戦コールド負け。2015年と合わせて公式戦は3勝。目標は甲子園だが勝てない日が続いた。

率いるのは駒大岩見沢で春夏合計12回、甲子園に導いた経験を持つ佐々木監督。悩んだ末に辿りついたのは、少ないメンバーでチーム力を強化するための投打の充実だ。試合では野手にも投手を経験させ、下半身の安定感がある平沢津の投手としての才能を発掘。さらにはかつて「ヒグマ打線」で知られたように打撃力を徹底的に強化した。

目標とした3年目となる今年。北北海道大会、平沢津を主戦に据え、6試合で67安打を放ち、甲子園を現実のものとした。

初戦の相手は10年連続出場の聖光学院。負けはしたが成果は出した。安打は11本を記録した。甲子園を知り尽くす相手より多く打ち、そして同時に投手陣が相手打線をしっかり打ち取った。

次の目標は甲子園で勝つことに変わった。

甲子園出場を決めた直後、佐々木啓司監督、「自前のグラウンドを持たずに勝ち上がったのは奇跡だ。」
練習場は大学のグラウンドを借りる環境は今も同じ。創部当初の原点は変わらない。
(了)
Aug 13, 2016 11:25am


【参照】
クラーク「甲子園につれて来てくれて感謝」 - 高校野球 : 日刊スポーツ
nikkansports.com
輝け、夏のヒーロー! 
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8/11/2016 0 Comments

第98回全国高等学校野球選手権大会 2016年夏

「この夏、負けない球児たち」第5章

【#甲子園】
〔大会第5日(8/11)終了時点〕
 
31/3876
敗退校数3校 
今夏参加校数3,876校中、3,845校が敗退。
残り31校

第5日第3試合「涙キラリ、甲子園を去る球児たち」第18章

【#甲子園】8/11 大会第5日第3試合
2回戦:嘉手納(沖縄)10-3 前橋育英(群馬)

7回の猛攻で逆転、嘉手納初陣飾る!!
嘉手納は2回戦進出。次戦は、16日(火)、大会第10日第1試合に登場する。

【涙キラリ、甲子園を去る球児達】

-甲子園優勝校の重み (群馬代表・前橋育英)-


エース高橋光成(現・西武)を擁して初出場初優勝して以来の2回目の出場となった前橋育英。今年の選手たちは3年前の優勝に憧れて入部した世代。甲子園への情熱はひと際大きかった。

今日の相手は初出場の沖縄・嘉手納。
中盤までは優位に試合を進めたが、1-3と2点リードして迎えた7回。バント処理のミスもあり自慢の守備からリズムを崩し、まさかの8被安打8失点のビッグイニングを献上。涙をのむ結果となった。

初出場校が勢いにのると球場の雰囲気をも味方にして独特のムードが生まれる。前橋育英のエース佐藤は、逆転された7回を、「1球、1球、声援がすごくて。知らないうちにのまれていたのかもしれない」と振り返る。奇しくも、初出場で初優勝した3年前、実力もさることながらそんな勢いにものって全国の頂点まで駆け上がった。

甲子園の優勝校となれば、必ず優勝校という枕詞がつく。それは選手たちの誇りでもあり、綻びでもある。

自分達も優勝して先輩達に追いつきたいと挑んだ甲子園の夏は終わった。

3年前と今年、すいも甘いも経験した。
この経験を活かし、もう一度、甲子園での飛躍を目指す。
(了)
Aug 11, 2016 9:48pm
#夏 #高校野球 #嘉手納 #前橋育英 #沖縄 #群馬



【参照】
前橋育英・佐藤、甲子園に「のまれた」 7回に大きな壁:朝日新聞デジタル
asahi.com

第5日第2試合「涙キラリ、甲子園を去る球児たち」第17章

【#甲子園】8/11 大会第5日第2試合
1回戦:富山第一(富山)1×-0 中越(新潟)

富山第一、9回ノーヒット阻止の2安打でサヨナラ勝ち‼
富山第一は2回戦進出。次戦は、15日(月)、大会第9日第3試合で広島新庄と対戦する。

【涙キラリ、甲子園を去る球児達】

-小さなエースを襲った野球の非情さ  (新潟代表・中越)-


昨夏は1回戦で滝川二(兵庫)に3-4のサヨナラ負けを喫した。雪辱に燃えて2年連続10回目の甲子園出場を決めた中越。

投打にチームを引っ張るのが165cmの小さな左腕・今村君だ。富山第一を相手に9回1死までノーヒットノーランピッチング。

しかし、悲劇はその後に襲ってきた。

富山第一の狭間君と河原君に連続2塁打を浴び、まさかのサヨナラ負け。
突然の幕切れに今村君は少しずつ現実を受け止め表情を崩していった。

今村君の不運は0-0の中での投球だったことだ。球場の雰囲気も張り詰める中、投球に遊びがつくれない状況下で続いた無安打投球。そんな雰囲気は1本の安打によって今村君の意識に関係なくリズムを乱れさせた。

今村君、「外角を狙ったスライダーと直球が甘く入ってしまった。初安打を打たれたときに一拍置いて、冷静になっていれば…」とその場面を悔やんだ。

野球に判定勝ちはない。どんな内容であれ1点多くとったチームが勝者だ。野球の非情さを経験した中越高校。安打1本、得点1点の重みを大切に、また甲子園に戻ってきてもらいたい。

そして小さなエース・今村君には素晴らしいピッチングをありがとうと言いたい。 
(了)
Aug 11, 2016 8:45pm
#夏 #高校野球 #富山第一 #中越 #富山 #新潟



【参考】
中越・今村、無安打の重圧 9回力尽きるも球場釘付け:朝日新聞デジタル
asahi.com

第5日第1試合「涙キラリ、甲子園を去る球児たち」第16章

【#甲子園】8/11 大会第5日第1試合
1回戦:日南学園(宮崎)7-1 八王子(西東京)

日南学園160cmの小柄な左腕森山が好投、初戦突破!
日南学園は2回戦進出。次戦は、15日(月)、大会第9日第1試合で市和歌山と対戦する。


【涙キラリ、甲子園を去る球児達】
-意地見せた“ありんこ軍団” (西東京代表・八王子)-

春夏通じて初めて甲子園に乗り込んだ八王子。早実の清宮フィーバーで報道が過熱した今夏の西東京大会の中で、昨年の優勝校と準優勝校を撃破し、見事、主役の座を奪い取った。

今日の初戦。
5回まで0-1とほぼ互角に試合を運んだが、後半、選抜初戦敗退からのリベンジを期す日南学園の攻勢を受け、最後は6点差を付けられた。

しかし、9回併殺崩れの間に初得点をもぎ取った。

突出した選手はいない。「ありんこ軍団」の呼び名の通り、小粒な選手が力を合わせてスコアボードに1点を刻んだ。

悔しさだけではない。どろくさくても、小さい力を合わせれば甲子園でも戦える。そんな手ごたえも胸に、「ありんこ軍団」は来年に向けて、また一歩づつ歩み始める。
(了)

Aug 11, 2016 2:22pm
#夏 #高校野球 #日南学園 #八王子 #宮崎 #東京

  
【参照】
八王子学園八王子 機動力野球発揮できず初戦で散る - 高校野球 : 日刊スポーツ
nikkansports.com
夢舞台、甲子園
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8/10/2016 0 Comments

第98回全国高等学校野球選手権大会 2016年夏

「この夏、負けない球児たち」第4章

2016年夏、まだ負けない球児たち。

【#甲子園】
〔大会第4日(8/10)終了時点〕 

34/3876
敗退校数4校 
今夏参加校数3,876校中、3,842校が敗退。
残り34校

第4日第4試合「涙キラリ、甲子園を去る球児たち」第15章

【#甲子園】8/10 大会第4日第4試合
1回戦; 花咲徳栄(埼玉)6-1大曲工(秋田)

注目左腕高橋、11奪三振完投で花咲徳栄が2回戦へ!!
花咲徳栄の次戦は15日(月)、大会第9日第2試合で樟南(鹿児島)と対戦する。

【涙キラリ、甲子園を去る球児達】
-雪国からやってきた球児達 (秋田代表・大曲工)-


夏は初出場の大曲工。冬は1.5メートルもの積雪を記録する大曲地区から初めての夏の甲子園出場を果たした。そんな野球をするには厳しい環境で培ったのは粘り強さだった。

秋田大会での安打数は30で1試合平均は6安打、チーム打率は1割9分7厘。まさに少ないチャンスをものにして粘り勝つ野球を実践してきた。

今日、負けはしたものの花咲徳栄のプロ注目左腕、高橋君を相手に、本塁打1本を含む10安打を浴びせた。大舞台で実力以上の力を発揮した。

本塁打を打った佐渡君、「自分たちのプレーはできた。悔いはない」と涙をこらえた。みんなで打った10安打は粘り強く剛速球に食らいついていった集大成だったからだろう。

雪国からやってきた公立高校が爽やかに甲子園を去った。
(了)
Aug 11, 2016 12:41am
#夏 #高校野球 #花咲徳栄 #大曲工 #埼玉 #秋田

  
【参照】
大曲工・佐渡「悔いはない」高橋昂也から意地の1発 - 高校野球 : 日刊スポーツ
nikkansports.com

第4日第3試合「涙キラリ、甲子園を去る球児たち」第14章

【#甲子園】8/10 大会第4日第3試合
1回戦; 市和歌山8-2星稜(石川)

エース赤羽、粘りの投球で星稜打線に完投!!
市和歌山は2回戦進出。次戦は15日(月)の大会第9日第1試合に登場する。


【涙キラリ、甲子園を去る球児達】

-”逆転の星稜”は新たな伝統  (石川代表・星稜)-


2年ぶり8回目の登場となった星稜。石川大会の記録を3本上回る9本の本塁打を放つ強力打線で日本一を狙って挑んだこの夏。

市立和歌山の赤羽君の前に最後まで攻撃のリズムがつかめなかった。序盤に得点したものの3回以降は無得点。5度の併殺も記録した。負ける時はこういう試合になるのかもしれない。

一昨年の石川大会決勝で見せた9回裏、8点差からの逆転サヨナラ劇は記憶に新しい。奇跡のミラクルは「逆転の星稜」というプレッシャーを全国に印象付けた。

この夏、甲子園では残念ながら奇跡は起こせなかったが、1、2年生の多い若いチーム。「逆転の星稜」という新たな勲章を胸に来年日本一を目指す。
(了)

Aug 11, 2016 12:11am
#夏 #高校野球 #市和歌山 #星稜 #和歌山 #石川


【参考】
星稜11安打も初戦敗退「選手は頑張った」林監督 - 高校野球 : 日刊スポーツ
nikkansports.com

第4日第2試合「涙キラリ、甲子園を去る球児たち」第13章

【#甲子園】8/10 大会第4日第2試合
1回戦; 樟南(鹿児島)9-1京都翔英(京都)

エース浜屋が強打封じ、樟南が初戦突破!!
樟南は2回戦進出。次戦は、15日(月)、大会第9日第2試合で花咲徳栄(埼玉)と対戦する。


【涙キラリ、甲子園を去る球児達】
-初陣校が甲子園で得た経験  (京都代表・京都翔英)-

創部23年目で悲願の甲子園初出場を決めた京都翔英。京都大会全6試合中4試合でコールド勝ち。全試合2桁安打。チーム打率4割を超える強打は初出場校らしからぬ堂々としたもの。

しかし、今日の樟南戦。7安打に1得点。自慢の打線は樟南投手陣の前に沈黙した。聖地は初陣校が簡単に白星を掴める程、甘い場所ではなかった。

打線は水物とはよく言われる。打てない時に点をやらない計算できる安定した守り。課題は見えた。その先にあるのは甲子園初勝利だ。
(了)
Aug 10, 2016 11:20pm
#夏 #高校野球 #樟南 #京都翔英 #鹿児島 #京都


【参照】
 京都翔英、初戦敗退 樟南の左腕2人を打ち崩せず - 高校野球 : 日刊スポーツ
nikkansports.com

第4日第1試合「涙キラリ、甲子園を去る球児たち」第12章

【#甲子園】8/10 大会第4日第1試合
1回戦; 広島新庄(広島)2-1関東第一(東東京)(延長12回)

延長12回まで続いた白熱した投手戦は広島新庄に軍配!!
広島新庄は2回戦進出。次戦は15日(月)の大会第9日第3試合に登場する。

【涙キラリ、甲子園を去る球児達】
-劇的野球でつないだ甲子園への道 (東東京代表・関東一)-


2年連続7回目の甲子園となった関東一。東東京大会6試合中3試合がサヨナラ勝ちというサヨナラ率5割で甲子園出場を決めた。

今日も裏の攻撃。

初回に幸先よく1点を先制したが、その後の2点目は遠かった。

12回裏、逆転サヨナラの再現をと期待がかかったが、好投手堀君の前に抑えられた。

昨夏は甲子園ベスト4。先輩に続けと2年連続出場の道は何度も閉ざされかかったが、その度に奇跡を起してきた。昨年のオコエのようなスターは不在だったが、力不足をチーム力で補う結束力は最後まで相手を苦しめ続けた。
(了)

Aug 10, 2016 10:51pm
#夏 #高校野球 #広島新庄 #関東一 #広島 #東京

  
【参考】
関東第一初戦敗退「オコエさんたちにはかなわない」 - 高校野球 : 日刊スポーツ
nikkansports.com
何年たっても変わらない感動がある
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8/9/2016 0 Comments

第98回全国高等学校野球選手権大会 2016年夏

「この夏、負けない球児たち」第3章

2016年夏、まだ負けない球児たち。

【#甲子園】
〔大会第3日(8/9)終了時点〕 
38/3876
敗退校数4校 
今夏参加校数3,876校中、3,838校が敗退。
残り38校

第3日第4試合「涙キラリ、甲子園を去る球児たち」第11章

【#甲子園】8/9 大会第3日第4試合
1回戦; 常総学院(茨城) 11-0 近江(滋賀)

常総学院、エース鈴木の好投で3年ぶりの夏の初戦突破!!
勝った常総学院は2回戦進出。次戦は、14日大会第8日第2試合で中京(岐阜)と対戦する。

【涙キラリ、甲子園を去る球児達】
- 先輩達の悔しさ胸に (滋賀代表・近江) -


2年ぶり12回目の甲子園を決めた近江。常総投手陣の前に無得点のまま敗退を喫する結果となった。

近江の4番は1年生の北村君。1安打を放ったものの「何もできずにチームに迷惑をかけた。試合が始まって、緊張して。1年生は未熟だなと思いました」と反省の弁。

引退する3年生と1年生ルーキーのパワーでノーシードから勝ち上がった夏は終わった。3年生の悔しさは頼もしいルーキーが受け継ぐ。
(了)
Aug 10, 2016 1:18am
#夏 #高校野球 #常総学院 #近江 #茨城 #滋賀

  
【参考】
近江1年生4番北村、得点機三振がっくり…「未熟」 - 高校野球 : 日刊スポーツ
nikkansports.com

第3日第3試合「涙キラリ、甲子園を去る球児たち」第10章

【#甲子園】8/9 大会第3日第3試合
1回戦; 横浜(神奈川)7-1東北(宮城)
投打に安定感をみせた横浜が東北を下す!!
勝った横浜は2回戦進出。次戦は、14日大会第3日第4試合で履正社(大阪)と対戦する。

【涙キラリ、甲子園を去る球児達】

- 変則投法の頭脳派、力及ばず (宮城代表・東北) -

7年ぶりの夏の切符を掴んだ東北。ほとんどテイクバックをとらないで投げる左腕の渡辺君が主戦だ。

打者にボールの出どころを見にくくするために編み出した"テイクバックゼロ投法"だったが、強豪横浜の前に14安打7失点。我妻監督も渡辺がここまで打たれたのは記憶にないという。

しかし野球は頭を使うスポーツ。負けてはしまったが工夫した投球フォームを駆使して宮城大会を制した渡辺君に拍手を送りたい。
(了)
Aug 10, 2016 12:58am
#夏 #高校野球 #横浜 #東北 #神奈川 #宮城



【参考】
東北完敗 渡辺8回7失点「完全に力負け」我妻監督 - 高校野球 : 日刊スポーツ
nikkansports.com

第3日第2試合「涙キラリ、甲子園を去る球児たち」第9章

【#甲子園】8/9 大会第3日第2試合
1回戦; 山梨学院(山梨)5-3長崎商(長崎)
11安打の山梨学院が21年ぶり甲子園勝ち星!!
山梨学院は2回戦進出。次戦は、14日大会第8日第1試合でいなべ総合学園(三重)と対戦する。

【涙キラリ、甲子園を去る球児達】
- 伝統校が創った新たな伝統 (長崎代表・長崎商) ―

1885年創立で九州最古の公立商業高校といわれる長崎商。そんな伝統校が29年ぶりに掴んだ夏の甲子園。

新しい伝統を創ると意気込んだが結果はほろ苦いものとなった。しかし、5点差を追う9回、3点を返して粘りを見せつけた。

試合終了時には見事な追い上げをみせた長崎商に多くの拍手が贈られた。粘りの野球という新たな伝統をひっさげ、次回は62年ぶりの勝利を目指す。
(了)
Aug 10, 2016 12:35am
#夏 #高校野球 #山梨学院 #長崎商



【参考】
長崎商62年ぶり勝利ならず 被爆者へ試合中黙とう - 高校野球 : 日刊スポーツ
nikkansports.com

第3日第1試合「涙キラリ、甲子園を去る球児たち」第8章

【#甲子園】8/9 大会第3日第1試合
1回戦; 八戸学院光星(青森)5-4市尼崎(兵庫)(延長10回)
延長戦制した八戸学院光星。次戦は、14日大会第8日第3試合で東邦(愛知)と対戦する。

【涙キラリ、甲子園を去る球児達】
-日常生活から得た成長 (兵庫代表・市尼崎)-

実に33年ぶりに甲子園出場を果たした市尼崎。しかし、昨秋県大会は3回戦で、今春県大会は2回戦で敗退したチーム。野球エリートの集団ではないのだ。

そんなチームが私立強豪ひしめく兵庫162校の頂点に上り詰めたのは元プロ野球選手の竹本監督の指導方法が大きい。

その教えを端的に言うと、「日常生活も野球も同じ人間がすることだから日常生活から諦めない、我慢する、粘る、平常心を保つということを意識することで野球でも活きる」というもの。

2点差で迎えた9回裏、粘りを見せて追いつき延長に持ち込んだ。そんな粘りはまさに日常行動を大事にしてきた成果。

試合後、選手たちの成長に涙した竹本監督。試合には負けたが竹本監督のもと、選手たちが市尼野球部で得た人間的成長は図りしれない財産となったに違いない。
(了)
August 10 at 12:04am 
#夏 #高校野球 #八戸学院光星 #市立尼崎 #青森 #兵庫

【参考】
平林183球熱投実らず、市尼崎が初戦敗退
hochi.co.jp
野球が好き、高校野球が好き!
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8/8/2016 0 Comments

第98回全国高等学校野球選手権大会 2016年夏

「この夏、負けない球児たち」第1章、第2章

【#甲子園】
2016年夏、まだ負けない球児たち。
〔大会第1日(8/7)終了時点〕 
46/3876
敗退校数3校 
今夏参加校数3,876校中、3,830校が敗退。
残り46校

〔大会第2日(8/8)終了時点〕
42/3876
敗退校数4校
今夏参加校数3,876校中、3,834校が敗退。
残り42校

第2日第4試合「涙キラリ、甲子園を去る球児たち」第7章

【#甲子園】8/8 大会第2日第4試合
1回戦; 東邦(愛知)19-9 北陸(福井) 
東邦がエース藤嶋の3ランを含む24安打19得点で圧倒。
勝った東邦は2回戦進出。次戦は14日、大会第8日第3試合に登場する。

【涙キラリ、甲子園を去る球児達】
-胸を張れ、北陸ナイン  (福井代表・北陸)-

24年ぶり3回目に甲子園に戻ってきた北陸。しかし4回の12失点含む19失点。野球は、甲子園は、時として球児に試練も与える。この悔しさを次の人生で見返してほしい。福井大会を接戦の中、見事な守りで勝ちあがった。そして、甲子園で9点も取れるチームはそうそういないのだから。
(了)

Aug 08, 2016 10:47pm
#夏 #高校野球 #東邦 #北陸  #愛知  #福井

  

【参考】
北陸が壮絶に散る「東邦打線は威圧感あった」 - 高校野球 : 日刊スポーツ
nikkansports.com
​

第2日第3試合「涙キラリ、甲子園を去る球児たち」第6章

【#甲子園】8/8 大会第2日第3試合
1回戦; 履正社(大阪) 5-1 高川学園(山口)
履正社、エース寺島の11奪三振、被安打2の好投で快勝。
履正社は2回戦進出。次戦は14日、大会第8日第4試合に登場する。

【涙キラリ、甲子園を去る球児達】
- 監督のために (山口代表・高川学園) -
高川学園は、この夏は山口大会7回目の決勝戦への挑戦にしてようやく掴んだ悲願の甲子園初出場だった。。春夏通じて聖地初勝利はならなかったが、チームは今夏で退任する藤村監督に1勝をと履正社の剛腕寺島君に食らいつき、相手失策にからんで1点を返す意地を見せた。監督と選手の絆で奪った1点は何よりも代えがたい1点。初勝利は後輩に託された。
(了)
Aug 08, 2016 10:31pm
#夏 #高校野球 #履正社 #高川学園 #大阪 #山口
  
球児とともに白球を追うKaispo2016

【参考】
金本監督後輩の高川・藤村監督「一塁側指揮」感激 - 高校野球 : 日刊スポーツ
nikkansports.com

第2日第2試合「涙キラリ、甲子園を去る球児たち」第5章

【#甲子園】8/8 大会第2日第2試合
1回戦; 中京(岐阜) 12-4 大分
満塁本塁打など16安打で12点の猛攻で大分を降す。
勝った中京は2回戦進出。次戦は、14日の大会第8日第2試合に登場する。

【涙キラリ、甲子園を去る球児達】
- 初勝利目指して  (大分代表・大分) -
2年ぶり2回目の出場となった大分。投手陣が中京打線に圧倒された。でも打線は12安打を放って自慢の打撃力は発揮した。甲子園で勝つ為の課題を克服してまた初勝利を目指して甲子園に戻っきてほしい。
(了)
Aug 08, 2016 10:16pm
球児とともに白球を追うKaispo2016

#夏 #高校野球 #中京 #大分 #岐阜
  

【参考】
大分、甲子園初勝利ならず 石本「自分の力不足」 - 高校野球 : 日刊スポーツ
nikkansports.com

第2日第1試合「涙キラリ、甲子園を去る球児たち」第4章

【#甲子園】8/8 大会第2日第1試合
1回戦; いなべ総合学園 (三重)5-3 鶴岡東(山形)
いなべ総合学園は春夏通じて甲子園初勝利。
勝ったいなべ総合学園は2回戦進出。次戦は14日、大会第8日の第1試合に登場する。

【涙キラリ、甲子園を去る球児達】
- サイドハンドはまだ2年生 (山形代表・鶴岡東) -
鶴岡東は失策がいたかった。サイドハンドピッチャーの小林君は課題が残ったピッチング。サイドハンドは左右と高低をフルに使う広角投法が強み。もう一度、サイドハンドの利点を見直したらもっと伸びるはず。まだ2年生、来年も頑張れ。
(了)
Aug 08, 2016 9:55pm
#夏 #高校野球 #いなべ総合学園 #鶴岡東 #三重 #山形

-球児とともに白球を追うKaispo2016-

【参考】
鶴岡東の2年生サイド右腕・小林、7回5失点に涙「全然ダメ。後悔しかない」
hochi.co.jp
球児とともに白球を追う
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8/7/2016 0 Comments

第98回全国高等学校野球選手権大会 2016年夏

第1日第3試合「涙キラリ、甲子園を去る球児たち」第3章

【#甲子園】8/7 大会第1日第3試合
1回戦: 盛岡大付(岩手)8-6九州国際大付(福岡)
シーソーゲームを制したのは盛岡大付。まさにどちらか勝ってもおかしくない試合。野球で一番面白い内容だったと思う。勝った盛岡大付は2回戦進出。次戦は13日の大会第7日第3試合で創志学園と対戦する。

【涙キラリ、甲子園を去る球児達】
-福岡大会3連覇の意地 (福岡代表・九州国大大付)-
3年ぶり7回目の出場となった九州国際大付。随所に攻守のレベルの高さを発揮した。同点で迎えた9回表の2失点が最後は大きかった。何度もリードされたが何度も追いつく粘りを見せて、甲子園は大きく沸いた。激戦の福岡大会を3連覇した実力は甲子園でも発揮した。
(了)
Aug 07, 2016 11:59pm
#夏 #高校野球 #盛岡大付 #九州国際大付 #岩手 #福岡

この夏、奇跡が始まる予感Kaispo2016

【参考】
九州国際大付・藤本、164球の熱投も最後に力尽きる
hochi.co.jp

【#甲子園】福岡の球児達の想いを届ける九州国際大付の選手達の想い。高校野球っていいな。
”主将の永岡大昇(ひろのり)君(3年)が「自分たちは敗れた学校の思いを甲子園に届ける使命がある」と、写真を甲子園のベンチに持ち込むことを決めた。
急逝女子マネの写真、甲子園に 勝者から勝者へリレー - 第98回選手権大会:バーチャル高校野球(甲子園)
asahi.com

第1日第2試合「涙キラリ、甲子園を去る球児たち」第2章

【#甲子園】8/7 大会第1日第2試合
1回戦: 智弁学園(奈良)6-1出雲(島根)
史上8校目の春夏連覇を目指す智弁学園がまずは初戦突破。エース村上君、最速144キロ、5安打1失点、無四球ピッチングは素晴らしい。
勝った智弁学園は2回戦進出。次戦は13日の大会第7日第4試合で鳴門と対戦する。

【涙キラリ、甲子園を去る球児達】
- 進学校の挑戦 ~ 島根代表・出雲 ~ -
春夏通じて初出場の出雲も春の王者相手に中盤まで接戦に持ち込む健闘。点差に関わらず締まった試合だった。出雲は文武両道で勝ち上がったが、初めての甲子園で緊張感のある中、一生懸命で爽やかな印象を残してくれた。県立進学校の出雲高校関係者の皆さん、応援団の皆さんは初めての甲子園への準備は大変だっただろう。試合も応援も素晴らしかった。
(了)
Aug 07, 2016 4:10pm


#夏 #高校野球 #智辯学園 #出雲 #奈良 #島根
-この夏、奇跡が起こる予感!  Kaispo2016-

【参考】
出雲・原、加藤の継投打ち砕かれるも「助け合えた」 - 高校野球 : 日刊スポーツ
nikkansports.com

第1日第1試合「涙キラリ、甲子園を去る球児たち」第1章

【#甲子園】8/7 大会第1日第1試合
1回戦:鳴門(徳島)3-2佐久長聖(長野)
開幕戦は鳴門が佐久長聖を接戦の末降した。開幕戦は独特のムードに包まれる。至るところで何気ない動きに拍手喝さいが沸き起こる。そんな緊張感から点差がつく場合が多いが両校落ち着いた守り合いになり、しまった好ゲームになった。5年連続出場の鳴門がやや経験で勝った。

鳴門は2回戦進出。次戦は大会第7日(13日)第4試合に登場する。

【涙キラリ、甲子園を去る球児達】
― 負けからのスタート ~長野代表・佐久長聖~ ―
長野大会を2年ぶり7回目に制した佐久長聖。昨夏、長野大会決勝敗退から今夏その悔しさを晴らし、甲子園出場を決めた。開幕戦独特の緊張感からか序盤の失点を取り返せなかった。2番手で登板した塩沢君は2年生。見事に試合を立て直した。この悔しさは後輩に受け継がれる。今年の3年生が昨夏甲子園を逃した悔しさのように。
(了)
Aug 07, 2016 1:10pm
#夏 #高校野球 #鳴門 #佐久長聖 #徳島 #長野

  


【参考】
夏の高校野球:鳴門主砲が大会1号 開幕戦で佐久長聖降す - 毎日新聞
画像
この夏、奇跡が起こる予感 
Kaispo2016

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8/6/2016 0 Comments

第98回夏甲子園 「甲子園練習の女子マネ参加論議について」

「高野連が正しい」

大分の甲子園練習に女子マネ 15分後に関係者制止
​
http://www.nikkansports.com/baseball/highschool/news/1688557.html

​「高野連が正しい。」

高野連にはバカに耳を傾けない運営を期待する。
今回の下らない甲子園女子マネ差別論議は、誰に何を訊かれても私の意見はこれに尽きる。岡山大会の審判批判と言い、開幕を前にして無知な大衆迎合によって大会に水を差すのは止めて欲しい。普段さして高校野球と真剣に向き合うことのない、これらの無責任な意見にはうんざりだ。

国連等でいわれるジェンダーフリー論がいかに本質からかけ離れているかを見てもわかるように今回の議論も本質からかけ離れている。メディアが騒いだから、メディアリテラシーのない似非高校野球ファンが騒いでいるに過ぎない。

彼らは高野連が男女差別していると騒いでいるが、女子マネの安全面を考えてのことだから、外野が騒ぐような稚拙な話ではないのだ。

中学から高校にかけて男女の体力差が出始めて、男子の送球や打球を女子(男子でも同じだが)が受けた場合、命に関わる可能性がある。思春期の女子の場合は、打撲等による外傷もより気になるところだろう。実際に練習中に打球を頭部に受けた球児の死亡事故も過去に発生している。2009年に練習試合中にボールを顔面に受けた球児が死亡してしまった。2001年の夏の甲子園では、ファールボールを目に受けたブラスバンド部員が失明している。単純に差別だ、などと騒いでいる連中にはこのような事態、危険性を想像する由はないのだろう。

高野連が古い体質だと非難してる人達は、もし彼女がボールが当たって負傷でもしたら、今度は逆の意味で高野連を叩き始める光景が容易に想像できる。何でも変えればいいということではないし、旧い事が必ずしも悪い事ではないのだ。

また、彼らの意見は俗に男子と同じように甲子園を目指してきたのだからと言うが、甲子園を目指してきた球児、ベンチに入れない球児、甲子園練習に参加できない球児は山のようにいる。

高校野球は選手権大会なのである。勝ったチームだけに甲子園への出場権を与えると言う平等性を強いている。ブレイクダウンすれば、勝ったチームの中でも同じように甲子園を目指して努力した球児に対して、ベンチ入りメンバーに入った者だけが甲子園でのプレーを許されると言う無情さも強いているのだ。

だからこそ甲子園は尊い価値があるのだ。

今回のケースで言えば、女子マネの中でも甲子園練習に参加できる生徒と出来ない生徒が必ず出てくる。女子だから等と大衆感情に流されると目に見えない、数値化できない感情論によって現場は混乱し、チーム内での軋轢も生まれる。女子マネの本来の役割や心構えも根本から変わり、女子マネ=甲子園出場権と化してしまえば本末転倒だ。球児達もそんな裏心のある女子マネにチームの手伝いをして欲しいとは思わないだろう。だからこそ、この手の”神聖化したスポーツ”にはビジュアル化したルールと規則が必要であり、それこそが平等性を担保するものとなるのだ。

また合わせて浮上してくる女子を試合に出させてあげるべき論も呆れる程、短絡的な主張だ。なぜ、こと高校野球となるとジェンダーフリー論を振りかざす人間が多いのか不思議で仕方ない。

今でこそ、女子野球も存在しているが、野球は男性主導で育まれてきた伝統的スポーツであり、男子と女子が混合でチームを形成するかどうかは議論があって当然である。なぜ、男子主導だったかを考えれば、今回の一件が差別ではなく、むしろ女子への配慮の一環からから来るものであることは容易に想像が付く。

野球は戦争用語が使われているように接触プレーも多い。180センチを超える男子選手に女子が接触した場合に大事に至る可能性もバカでない限り容易に想像できる。また真剣勝負にも関わらず女子への接触プレーを遠慮する男子も出てきて、敗戦の原因になる可能性もあるだろう。男子が女子に本気の接触を見せた場合、そういう短絡的な輩は”男のクセに”と批判し始める事も手に取るように想像できる。この手のくだらない輩の主張はむしろ高校野球の現場では迷惑極まりないのである。

今回のような稚拙な議論をする人間はまず女子野球の普及にどの程度関心があり貢献しているのだろうか?一度でも観戦したことがあるのだろうか?高校野球以外の競技ではほぼ男女が分かれてプレーするのだが、高校野球だけは混合する意味が全くわからない。この手の輩って本当に幼稚である。

突発的に高野連批判に躍起になっている考えの至っていない自称、心が広い人達は、もちろん女子野球の普及に多大なる貢献をなさった上での主張なのか聞いてみたいものだ。そんなに不可解な高野連批判をするならこの夏、甲子園観戦などなさらずに女子野球を観に行ってもらいたい。そしてどうしたら女子が野球をできる環境が整うかを考えてほしいものだ。彼らには甲子園みたいな“古い体質の野球”など観てほしくないものだ。

高校野球や甲子園大会は歴史とともに変わってきている。開会式や閉会式の高校生による司会はぎこちなく締まりがないのも事実でもある。私は大学でスポーツを研究し、高校野球の論文も書いたが高校野球をある側面をみればむしろオリンピックや他の高校スポーツよりも変わってきているのである。しかし、何度も言うが、変えれば何でも正しい訳でもなく、旧ければ何でも悪い訳ではない。

スポーツマネジメントやイベントマネジメントは薄っぺらい感情論だけで成り立つものではないのだ。これだけのビッグイベントに成長した大会をマネジメントするにはルール、規則に加え統率の取れた運用体制が必要であり、それが100年を超える歴史を刻ん来る事が出来た所以でもある。浅はかな感情論で現場係員がルールを簡単に変えてしまう組織の方がよほど危険である。

最近は本質論抜きにあらゆる政治や社会問題が大衆迎合により一人歩きする事が多い。高校野球に限らず浅はかな大衆迎合により大切なものを失ってきたのがここ数十年の日本の歴史でもある。今回の一件もまさにそのケースだ。

普段、さして高校野球と真剣に向き合うことのない大衆の意見等に振り回されずに、高野連には高校野球の維持、発展の為に本質を見失わない運営をしてもらいたい。多い意見が正しい訳ではなく、むしろ無責任だから多い意見化している事象は世の中には溢れている。

少し乱暴だか、バカに耳を傾けない事が長い歴史を刻んで来る事が出来た一つの所以でもあるのだ。
(了)
August 3 at 9:09pm
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8/2/2016 0 Comments

第98回夏・地方大会「夢を掴んだ49のおめでとう!」九州

九  州
【福岡大会】7/30 決勝 九州国際大付4-3福岡工大城東
終盤の福工大城東の追い上げに耐えた九国大付が福岡大会3連覇。3年連続7回目、夏の 甲子園出場、おめでとう!!
【福岡】九州国際大付 3連覇で7度目の夏切符 福岡大会55年ぶりのV3
スポーツニッポン-2016/07/29
 
【佐賀大会】7/25 決勝 唐津商16-5佐賀商
戦前の予想を覆し猛打で佐賀商を圧倒した唐津商。5年ぶり5回目の夏の甲子園出場、おめでとう!!
機先制した唐津商、15安打攻勢 昨夏の無念晴らす快勝 - 第98回選手権大会:バーチャル高校野球(朝日新聞×朝日放送)
asahi.com
 
【長崎大会】7/24 決勝 長崎商1-0大村工
163センチの小さなエース本田が全5試合完投で優勝。長崎商、29年ぶり7回目の夏の甲子園出場、おめでとう!!
伝統校の長崎商が87年以来7度目の夏切符/長崎 - 高校野球 : 日刊スポーツ
nikkansports.com
 
【熊本大会】7/26 決勝 秀岳館13-2九州学院
選抜4強から強力打線が更にパワーアップ。被災地熊本勢の大旗獲り目指すV候補。秀岳館、15年ぶり2回目、夏の甲子園出場、おめでとう!!
秀岳館圧勝V 鍛治舎監督「優勝旗を熊本に」/熊本(日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース
headlines.yahoo.co.jp
 
【大分大会】7/25 決勝 大分8-2佐伯鶴城(延長10回)
春の九州大会で選抜4強秀岳館を破った実力校。大分高校、2年ぶり2回目の夏の甲子園出場、おめでとう!!
延長V大分、歓喜の輪作らず 「甲子園で勝って校歌を」 - 第98回選手権大会:バーチャル高校野球(朝日新聞×朝日放送)
asahi.com
 
【宮崎大会】7/27 決勝 日南学園5-1宮崎商
選抜初戦敗退からリベンジの夏へ。日南学園、2年ぶり8回目、夏の甲子園出場、おめでとう!!
日南学園、春夏連続の甲子園 「本当の勝負これから」:朝日新聞デジタル
www.asahi.com
 
【鹿児島大会】7/24 決勝 鹿児島実1-1樟南(延長15回引き分け)
高校野球は地方大会にこそドラマがある。
1-1の緊迫感の中で15回まで凌ぎ切った両校の投手陣は見事。最終回の15回裏、樟 南は2死2塁から浅いレフト前ヒットで果敢に2塁走者が本塁を突いたがアウト。死闘に 終止符を打つべく勝負に出た樟南。絶対にミスが許されない中継プレーを決めた鹿実。で きる事なら両校、甲子園に行かせてやりたいと思う試合だった。決勝戦再試合は、26日 午後1時5分からプレイボール。どっちも頑張れ!!
【鹿児島大会】7/26 決勝 樟南3-2鹿児島実(再試合)
決勝戦の再試合を制したのは樟南。5回無死満塁を無失点で凌ぐ執念の投手リレーは圧巻。永遠のライバル鹿児島実を2試合がかりで退け、県勢最多、3年ぶり19回目、夏の甲子園出場、おめでとう!!
「危機に燃える」2番手が好投 樟南が初の決勝再試合V - 第98回選手権大会:バーチャル高校野球(朝日新聞×朝日放送)
asahi.com
 
【沖縄大会】7/17 決勝 嘉手納11-3美里工
全国のトップを切って、嘉手納が甲子園へ名乗り‼ 混戦の沖縄を征して悲願の甲子園初出場。おめでとう!!
沖縄大会、嘉手納が初V 全国初名乗り 高校野球
朝日新聞-2016/07/17
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8/1/2016 0 Comments

第98回夏・地方大会「夢を掴んだ49のおめでとう!」中国・四国

中 国・四 国
【岡山大会】7/25 決勝 創志学園4-1玉野光南
9回のアクシデントも冷静沈着の逆転劇。春に続いて154キロ右腕が甲子園へ。創志学園、夏は初出場、おめでとう!!
負けた?協議で一転再開 創志学園、9回に逆転し初優勝- 第98回選手権大会:バーチャル高校野球(朝日新聞×朝日放送)
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【広島大会】7/26 決勝 広島新庄5-4如水館
エース堀の粘投で大会連覇。去年の借りは甲子園で。広島新庄、2年連続2回目の夏の甲子園出場、おめでとう!!
【高校野球】広島新庄 エース・堀の熱投で2年連続夏切符(東スポWeb) - Yahoo!ニュース
headlines.yahoo.co.jp
 
【鳥取大会】7/27 決勝 境19-4米子松蔭
打線爆発、9回は一挙に9得点。境、9年ぶり8回目、夏の甲子園出場、おめでとう!!
境、先発全員の16安打19得点 9年ぶり優勝 鳥取 - 第98回選手権大会:バーチャル高校野球(朝日新聞×朝日放送)
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【島根大会】7/24 決勝 出雲6―1立正大淞南
県内有数の進学校、出雲。春夏通じて初の甲子園出場、おめでとう!!
出雲、機動力で初の甲子園 島根12年ぶりの公立代表- 第98回選手権大会:バーチャル高校野球(朝日新聞×朝日放送)
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【山口大会】7/28決勝 高川学園8-2宇部鴻城
決勝進出7度目の挑戦で掴んだ甲子園。高川学園、夏の甲子園、初出場、おめでとう!!
高川学園 エース山野、打撃でもVに貢献 山口大会:朝日新聞デジタル
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【香川大会】7/25 決勝 尽誠学園5-1高松商
投打噛み合い、選抜準V高松商を下した尽誠学園。9年ぶり11回目の夏の甲子園出場、おめでとう!!
尽誠学園9年ぶり夏 内角攻めで強打の高松商打線封じる - 第98回選手権大会:バーチャル高校野球(朝日新聞×朝日放送)
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【徳島大会】7/28 決勝 鳴門2-1鳴門渦潮
鳴門、徳島大会初の5連覇達成。5年ぶり11回目、夏の甲子園出場、おめでとう!! 
徳島)鳴門、総合力の5連覇 高校野球 - 第98回選手権大会:バーチャル高校野球(朝日新聞×朝日放送)
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【愛媛大会】7/28決勝 松山聖陵3-2新田
大混戦の戦国愛媛を征したのは松山聖陵。悲願の春夏通じて甲子園初出場、おめでとう!!
混戦の愛媛大会は松山聖陵が初優勝し、春夏通じて初めての甲子園出場を決めました。同じく夏の初優勝を狙った新田も自分達の代で歴史を変えようと食い下がり、両校見事な戦いでした。196センチ右腕、アドゥワ君、甲子園でも落ち着いた投球で新田の分まで甲子園で躍動してください。 
松山聖陵が初の甲子園 右腕アドゥワ、粘りの投球 愛媛 - 第98回選手権大会:バーチャル高校野球(朝日新聞×朝日放送)
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【高知大会】7/27 決勝 明徳義塾4-2中村
明徳義塾、高知大会7連覇。7年連続18回目、夏の甲子園出場、おめでとう!!
明徳義塾7連覇 馬淵監督「甲子園では勝ちにこだわりたい」(デイリースポーツ) -Yahoo!ニュース
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    Hidefumi Kai

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