メジャーリーガーレジュメ / 第57回WBCプレーヤーズレジュメ第43回: マニー・マチャド投手（サンディエゴ・パドレス）: ドミニカ共和国代表候補: “メジャーの怪童!”

ストーリー：
今日のプレーヤーズレジュメは、サンディエゴ・パドレスのスラッガー、マニー・マチャド選手に関するものだ。マチャド選手は現在30歳の右打者で2022年のワールド・ベースボール・クラシックでドミニカ共和国代表でプレーする可能性が高い。

KAISPOベースボールアナリストは、次のようにコメントしている。
「マチャド選手はアマチュア時代からトッププレーヤーとして活躍し、メジャー入りしてからも毎年高いレベルのパフォーマンスを発揮してベストプレーヤーの一人としてその名を轟かせている。2022年のマチャド選手は打率.298、32本塁打、102打点で、NL MVPを争う成績を残した。打撃ではオフスピードボールに強く、手首の強さと腰の回転で打球をスタンドに送り込む技術を持っている。また、三塁手としての強肩でもファンを魅了する。間違いなく、パドレスの悲願であるワールドシリーズ制覇の鍵を握る選手だ。」

高校時代から有望選手として名を知られていたマニー・マチャド選手は、2010年のMLBドラフトでブライス・ハーパー選手、ジェイムソン・タイヨン選手に続く全体3位でボルチモア・オリオールズに指名された。2012年8月9日のカンザスシティ・ロイヤルズ戦で先発三塁手、9番打者としてメジャーリーグデビューを果たし、４打数2安打三塁打1本と活躍した。

2013年シーズンからは、ボルチモア・オリオールズ、ロサンゼルス・ドジャース、サンディエゴ・パドレスの主力選手として活躍し、MLBを代表する選手の一人となっている。マチャドはオールスターに6回出場し、ゴールドグラブ賞を2回、シルバースラッガー賞を1回受賞している。

2015年から5年連続で30本以上の本塁打を放った。COVID19のパンデミックで短縮シーズンとなった2020年、マチャド選手はサンディエゴで打率.304、OPS.950、16長打、47RBIを記録し、初のシルバースラッガーを獲得した。2021年は打率.278、28本塁打、ナ・リーグ3位となる106打点を記録。2022年は.298/.366/.531、32本塁打、102打点をマークし、三塁手としても堅実な守備を見せ、ノーラン・アレナード、ポール・ゴールドシュミットとナショナルリーグのMVPを争った。

マチャド選手のメジャーリーグでのキャリアは、2022年シーズン終了時点で1445試合に出場し、打率.282、283本塁打、853打点を記録している。
(MLB No.321 KAISPO No.1502)