メジャーリーガーレジュメ第67回 / WBCプレーヤーズレジュメ第53回: チェ・ジマン選手（ピッツバーグ・パイレーツ）: 韓国代表候補: “無駄のない打撃フォーム!”

ストーリー：
本日のプレーヤーズレジュメは、ピッツバーグ・パイレーツの一塁手、チェ・ジマン選手を取り上げる。チェ選手は韓国出身の31歳の左打者。2023年のワールド・ベースボール・クラシックで韓国代表として出場する可能性が高い。

KAISPOのベースボールアナリストは次のようにコメントしている。
「チェ・ジマン選手は力みのないバッティングフォームから最短距離でボールをコンタクトできる好打者。手首の柔らかさでボールを拾う上手さもある。フィジカルが柔軟なチェ選手は守備も上手く、特にショートバウンドの捌きに定評がある。2023年からはピッツバーグ・パイレーツの復活のために重要な役割を果たすだろう。」

チェ選手は2010年にシアトル・マリナーズとマイナー契約。その後、2015年11月24日にボルチモア・オリオールズへ移籍。そして、ロサンゼルス・エンゼルスが2015年のルール5ドラフト2巡目、全体16位で指名した。これまでメジャーの試合ではエンゼルス、ニューヨーク・ヤンキース、ミルウォーキー・ブリュワーズ、タンパベイ・レイズでプレーしている。

チェ選手は2016年4月4日の対シカゴ・カブス戦でメジャーリーグデビュー。9回に左翼手として出場したが打席はなかった。4月23日の対シアトル・マリナーズ戦は、7回裏にセンターへのシングルヒットを放ち、メジャー初ヒットを記録した。

2019年はレイズで素晴らしいシーズンとなった。127試合に出場し、打率.261、自己最多の19本塁打、自己最多の63打点をマークした。2021年は83試合に出場して打率.229、11本塁打、45打点だったが、打率の低さをOBP.348のハイアベレージでカバーした。2022年も113試合に出場し、2021年シーズンと同じ傾向を見せた。

チェ選手は2022年シーズン終了時点で、メジャー7シーズンで486試合に出場し、打率.239、61本塁打、225打点を記録している。2023年は新天地パイレーツでプレーする。
(MLB No.343 KAISPO No.1523)