【メジャーリーガーレジュメ第108回】”エンゼルスの絶賛成長中左腕” / パトリック・サンドバル投手（ロサンゼルス・エンゼルス）/ 2023 WBC メキシコ

メジャーリーガーレジュメ第108回 WBC プレーヤー レジュメ　第94回

■KAISPOベースボールアナリストコメント
「サンドバル選手は、現在、まさに成長中の有望な若手先発左腕投手だ。 2021年シーズンから安定感を見せ始め、87回を投げて防御率は3.62。2022年はエンゼルスの先発ローテーションに定着し、27試合の先発で、6勝（９敗）、防御率は2点台（2.91）をマークした。ブルペン陣、打撃陣の援護があれば２桁勝利はしていただろう。 2019年のデビュー以降、2年間は4シーム主体で打ち込まれるケースがあったのに対し、2021年以降は、被打率の低いチェンジアップやスライダーの配球を増やし、緩急をつけて打者のタイミングをはずす（芯をはずす）シーンが増え、投球の幅が広がった。特に2022年の被本塁打率はわずか0.48と効果を発揮した。 2023年以降、大谷翔平投手とともにエンゼルスの先発投手陣の核として一層の飛躍が期待される。」
​ (MLB No.456 KAISPO No.1636)