メジャーリーガーレジュメ第104回/ WBCプレーヤーズレジュメ第99回: ネルソン・クルーズ選手（サンディエゴ・パドレス）: ドミニカ共和国代表候補: “メジャー通算459本塁打のベテランスラ

■今日のプレーヤー
今日のプレーヤーは、サンディエゴ・パドレスのベテランスラッガー、ネルソン・クルーズ選手だ。クルーズ選手は、1980年7月1日、ドミニカ共和国のモンテ・クリスティで出身の右の打者。2023年のワールド・ベースボール・クラシックでは自国代表チームでプレーする。

■KAISPOベースボールアナリストコメント
「クルーズ選手は、MLB通算459本塁打を誇る42歳のベテランパワーヒッターだ。キャリアを通じてメジャー屈指の長距離打者として評価され、毎シーズンコンスタントに20本以上のホームランを放ち、2009年から14年連続で二桁本塁打を記録している。オールスターゲームに7回選出され、シルバースラッガー賞を4回受賞している。フィールド外では、特に母国であるドミニカ共和国での慈善活動で知られている。クルーズ選手は、メジャーリーグで非常に高い実績を持ち、尊敬を集めている選手だ。」

■ストーリー
クルーズ選手は、1998年にニューヨーク・メッツと契約し、アメリカでのプロ生活をスタートさせた。2005年にミルウォーキー・ブリュワーズでMLBデビューを果たし、その後テキサス・レンジャーズ、ボルチモア・オリオールズ、シアトル・マリナーズ、ミネソタ・ツインズなどでプレーした。2009年からは14年連続で2桁本塁打を達成し、パワーヒッターとして知られる。

MLBオールスターゲームに7回選出され、シルバースラッガー賞も4回受賞している。また、ポストシーズンでも中心選手としてチームを牽引し、2010年と2011年のレンジャーズでのワールドシリーズ進出を含む、複数のプレーオフ進出を果たしている。

特に母国ドミニカ共和国で「Boomstick23 Foundation」という慈善団体を設立し、慈善活動に取り組んでいることも知られている。この財団は、ドミニカ共和国の子供たちの教育、健康、福祉全般を改善するための様々な取り組みを支援している。

ネルソン・クルーズ選手は、メジャーリーグで高い実績を残し、尊敬を集めている選手であり、フィールドの内外で貢献している。2023年以降はサンディエゴでプレーする。

■MLB通算成績
2022年のシーズン終了時点で、メジャー17シーズン通算で、2006試合に出場、.274/.344/.515、459本塁打、1302打点を記録している。
(MLB No.419 KAISPO No.1599)