2023 WBC 注目選手 第10回: セドリック・マリンズ選手“日本のアニメ大好きメジャーリーガー” -アメリカ代表有力候補-

2021年
　AL シルバースラッガー
オリオールズ球団初の30本塁打、30盗塁

今日は、日本のアニメが大好きなメジャーリーガー、セドリック・マリンズ選手を紹介する。

セドリック選手はボルチモア・オリオールズの一番打者で、2023年のワールドベースボールクラシックでアメリカチームに加入する可能性がある。

私は彼の興味深いキャラクターが好きだ。大学では経営学、マーケティング、数学を専攻。エンジニアリングにも興味を持っていたのでもし野球をしていなかったら、エンジニアになっていただろう。

セドリック選手は現在28歳。子供の頃から『ナルト』『ドラゴンボール』『ポケットモンスター』などの日本の映画やテレビアニメが大好きで、特に『ナルト』は彼と弟の心を惹きつけた。

ナルトの主人公である「うずまきナルト」の生き方から勇気を得てきたを受けた彼は、彼が2019年にマイナーリーグ降格した時、その「うずまきナルト」の精神でメジャーに返り咲いた。

話を本題に戻そう。

打率.291、30 本塁打、59打点、30盗塁を記録した最高のシーズンとなった2021年、初めてオールスターに出場し、初のシルバースラッガー賞を獲得。同一シーズンで30本塁打以上と30盗塁以上を達成したのはオリオールズ球団史上初。

KAISPOベースボールアナリストは「体格は今オフシーズンにMLBを目指す吉田正尚選手とほぼ同じ。野球選手としては小柄（173cm）だが、パワーとスピードがある。彼のパフォーマンスは体格に恵まれない野球選手に夢を与えることができるので、より長くMLBで活躍してもらいたい」と話した。

(MLB No.253 KAISPO No.1432)