2023 WBC 注目選手映像RESUME第20回：ディーン・クレマー投手（ボルチモア・オリオールズ所属）：イスラエル代表候補：“ボルチモアのクールな右腕”

今日、プレーヤーズレジュメで紹介する選手は、ボルチモア・オリオールズの先発右腕、ディーン・クレマー投手だ。クレマー投手は、2023年のワールドベースボールクラシックでイスラエル代表としてプレーする予定だ。同投手は前回2018年WBCでもイスラエル代表として出場した。

ディーン・クレマー選手は、MLBのチームによってドラフトされた最初のイスラエル市民だ。2015 年の MLB ドラフトの 38 巡目でサンディエゴ・パドレスから指名を受けたが、ネバダ大学ラスベガス校で野球をすることを選択したため、この時は契約を結ばなかった。

2016年、再びMLBドラフト14巡目でロサンゼルス・ドジャースに指名され契約。マイナーリーグでプレーした後、メジャー屈指のスラッガー、マニー・マチャド選手の獲得を狙ったパドレスと若手有望株4人の獲得を企図したオリオールズとのトレードが成立し、クレマー選手はボルチモアに移籍した。

2020年9月6日のニューヨーク ヤンキース戦の先発投手として大リーグデビュー。この試合で7回を投げ、1安打1失点と好投し1、初勝利を挙げた。

2022年は、7 月 5 日に左腹斜筋の張りから戦列に復帰し、22 試合に登板、8勝7敗、防御率 3.23、87奪三振をマークした。
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KAISPOのベースボールアナリストは、「クレマー投手は26歳で若いがマウンドでは常に冷静沈着。力みのない投球フォームでストライクゾーンの内外角を丁寧に投げわける。全ての監督が期待する計算できる投手とは彼のような投手だろう。」

(MLB No.273 KAISPO No.1454)