2023 WBC 注目選手映像RESUME第21回：デビット・フレッチャー選手（ロサンゼルス・エンゼルス所属）：イタリア代表候補：“ミスター・ダウンスィング”

今日のプレーヤーズレジュメは、ロサンゼルス・エンゼルスの二塁手、デビッド・フレッチャー選手だ。フレッチャー選手の母親はイタリア出身なので、2023 年のワールドベースボールクラシックでイタリア代表候補になっている。

デビッド・フレッチャー選手は、2015年のMLBドラフト6巡目、全体195位でエンゼルスに指名された。

フレッチャー選手は 2018 年にメジャーリーグデビューし、その年80試合に出場し、打率.275、1 本塁打、25 打点を記録した。


最初のフルシーズンとなった2019 年は打率.290、６本塁打25 打点。チーム最多の173安打を放った。


COVID-19 によって短縮された2020年は負傷離脱したアンソニー・レンドン選手とアンドレルトン・シモンズ選手の代わりにサード、ショートでも守備についた。打撃ではチーム最高の.319を記録した。


2021年は、6月13 日から7月17日まで26試合連続安打をマーク。これは1998年のギャレット・ アンダーソン氏の28試合に次ぐ、エンゼルス球団史上2番目に長い記録となった。この年はキャリア最多の157試合に出場し打率.262でシーズンを終えた。


2022年、フレッチャー選手は臀部の怪我により5月中旬から7月下旬まで欠場したため、出場は61試合にとどまり、打率.255だった。


KAISPOのベースボールアナリストは、
「フレッチャー選手のバッティングフォームは、見ての通りボールを振り下ろすダウンスィングが特徴だ。打球を上から切るのでライナーは伸びやすい。長打は減る一方で、内野手の頭上や間を抜いたり、進塁打を打てる。繋ぎの野球には欠かせない打者であり、長距離ヒッターが注目されるメジャーでは稀有な存在だ。」
​とコメントしている。
(MLB No.275 KAISPO No.1456)