2023 WBC 注目選手映像RESUME第31回：ネスター・コーテズ投手（ニューヨーク・ヤンキース）: アメリカ代表候補: “ニューヨークのテクニシャン!”

今日のプレーヤーズレジュメは、ニューヨーク・ヤンキースの左腕、ネスター・コーテズ投手に関するものである。コーテズ投手は、キューバで生まれた後すぐに、家族で米国に移住した。来春のワールド・ベースボール・クラシックではアメリカチームに参加する意向がある。


KAISPOベースボールアナリストは下記のようにコメントしている。
「コーテズ投手はあらゆる手法を駆使して打者を打ち取る技巧派投手。場面や球種に応じて横から投げたり、フォームを変えたりできる器用さとクレバーもある。球種も豊富でどれも勝負球にできる。今後のヤンキースの勝ち頭として期待される。」
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コーテズ投手は、2013年のメジャーリーグ・ドラフト36巡目、全体1094位でヤンキースに指名された。

ヤンキースは2017年のルール5ドラフトでコーテズ投手をボルティモア・オリオールズに送出。彼は2018年3月31日のミネソタ・ツインズ戦でリリーバーとして大リーグデビューを果たした。

2018年4月にオリオールズからヤンキースに復帰した彼は、2019年6月9日のシカゴ・ホワイトソックス戦で5.0回を投げて7三振を奪い、メジャー初勝利を挙げた。

コーテズ投手は2019年オフにフューチャーコンシダーレーションでシアトル・マリナーズへトレードをされたが、翌2020年は好成績を残すことが出来なかった。

2021年1月4日にフリーエージェントとして再びヤンキースと契約し、この年は14試合の先発を含む22試合に登板し、2勝3敗、防御率2.90をマークした。

2022年、コーテズ投手はヤンキースの先発ローテーション入りを果たし、28試合に先発して158.1イニングスを投げて、12勝4敗、防御率2.44、163奪三振を記録した。

彼は、2022年シーズン終了時点、メジャーリーグキャリア通算で92試合330回1/3投球回に登板し、19勝9敗、防御率3.60、346奪三振をマークしている。
(MLB No.294 KAISPO No.1475)