2023 WBC注目選手第16回:フリオ・ウリアス投手、映像レジュメ-メキシコ代表候補-“パワーとクレバーさのベストミックス”（ロサンゼルス・ドジャース所属）

今日のプレーヤーズムービーレジュメでは、ロサンゼルス・ドジャースの好左腕投手、フリオ・ウリアス投手を紹介するウリアス投手は2023年のワールドベースボールクラシックでメキシコチームでプレーすると予想されている。


ドジャースのスカウトはメキシコで若手選手の視察中に当時15歳の才能溢れるウリアスと偶然に遭遇。フリーエージェントのウリアス選手は2012 年8月に16歳でドジャースと契約した。


ウリアス選手は2016年に19歳289日でメジャーリーグデビュー。ドジャースの10代での投手としてのメジャーリーグデビューは1980年にフェルナンド・バレンズエラ投手が当時19 歳と319 日でデビューして以来。また、マリナーズの右腕フェリックス・ヘルナンデスが 2005 年にデビューして以来、メジャー最年少デビュー投手となった。


デビューした2016年、ウリアス投手は15度の先発登板を含む18試合に登板し、 5勝2敗, 防御 3.39、84奪三振の成績を残した。


COVID-19 の影響で 80 試合に短縮され2020年は11 試合を投げて3勝0敗、防御率は 3.27を記録した。


2021年は彼のキャリアで最高のシーズンとなった。32試合に登板し20勝3敗、防御率 2.96、MLB全体で最多勝をマーク。メキシコ出身メジャーリーガーとして1シーズン勝利数最多。さらに同国出身のメジャーリーガーとして20勝を記録したのは4人目。

さらに2022年のシーズンも17勝7敗、166奪三振、防御率 2.16 と抜群の安定感を見せ、ナショナル・リーグの最優秀防御率を獲得した。

KAISPO のベースボールアナリストは、
​「ウリアス投手は昨シーズン20勝で最多勝。今季は17勝。力投派でピンチでも動じない精神的な強さがある一方で試合に応じたベストなゾーンに配球できる繊細さも持つ、メジャー屈指の完成度の投手だ。」とコメントした。
(MLB No.265  KAISPO No.1446)