2023 WBC注目選手第17回:ホセ・ベリオス投手（ブルージェイズ）、映像レジュメ“しなやかなフォームが生み出すキレッキレの変化球”-プエルトリコ代表候補-

今日は、トロント・ブルージェイズの先発投手、ホセ・ベリオスを紹介する。ベリオス投手は来春のワールドベースボールクラシックでプエルトリコ代表入りする可能性が高い。

プエルトリコ出身の右腕、ベリオス投手は、2012年のMLBドラフト1巡目、全体32位でミネソタ・ツインズに指名され、2016年にメジャーリーグデビューを果たした。

彼はメジャー2年目のシーズンとなった2017年に、ルインズの先発ローテーションに入り、26試合に投げて14勝8敗、防御率 3.89の活躍で、プレーオフ進出に貢献した。

現在、ベリオス選手は28歳。

2018年、32試合に登板し12勝11 敗、防御率 3.84、202奪三振をマーク。 この年のナショナルズパークで行われたオールスターに初選出され、1イニングを無失点に抑え、ホールドを記録した。

2019年、ベリオスはツインズの先発ローテーションのエースとして、クリーブランド相手の開幕投手をつとめ、7回2/3を無失点、10奪三振の好投を見せ、２−０の勝利をもたらした。シーズンを通して、 14勝8敗、防御率 3.68とチームを牽引した。またこの年、自身2度目のオールスターに出場し、1イニングを投げて2年連続でホールドポイントを挙げた。

パンデミックにより短縮シーズンとなった2020年は5勝4敗、防御率4.00。

2021年7月、彼の現在のクラブであるトロント・ブルージェイズは、2 人のトップ プロスペクトとのトレードでツインズから彼を獲得しました。彼は、32試合に登板し、ツインズで7勝、ブルージェイズで5勝の合計12勝を挙げ、防御率3.52を記録した。

2022年、ベリオスは12勝5敗で5 回目の1 シーズン 2 桁勝利。しかし防御率と相手打率（OBA）が.288と高かった。好不調の差が激さが

KAISPO のベースボールアナリストは、「ベリオス投手は、柔軟でしなやかな体を使って大きなカーブやシンカーを投げ、重心が左足にスムーズに移動するときに一気にボールにキレを加えることができる。そのため、彼の投球フォームは力感がないので、打者は困難を感じるはず。好不調の波を無くせば防御率も被打率も回復するだろう」と話した。

(MLB No.267 KAISPO No.1448)