メジャーリーガーレジュメ第56回 / WBCプレーヤーズレジュメ第42回: ローガン・ウェブ投手（サンフランシスコ・ジャイアンツ）: アメリカ代表候補: “スリークォーターの雄!”

今日のプレーヤーズレジュメは、サンフランシスコ・ジャイアンツの先発投手、ローガン・ウェブ選手を取り上げたい。ウェブ投手はアメリカカリフォルニア州出身の26歳。2023年のワールド・ベースボール・クラシックでアメリカ代表チームでプレーする意向がある。
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KAISPOのベースボールアナリストは次のように述べている。
「ウェブ投手は2021年11勝、2022年15勝と2年連続二桁勝利を挙げたジャイアンツの先発右腕。2022年は防御率は2点台2.90と安定感が光った。特徴はスリークォーター気味に体を沈めるため、リリースポイントを前に持ってくることができるのでボールを低めに集めることができ、打者の反応をくらせることができる。」

ローガン・ウェブ投手は、2014年MLBドラフト4巡目、全体118位でサンフランシスコ・ジャイアンツに指名された。2019年8月17日の対アリゾナ・ダイヤモンドバックス戦でメジャーリーグデビューを果たし、5.0回を2失点、7奪三振の好投でメジャー初勝利を挙げた。この年、8試合に先発し2勝3敗、防御率5.22を記録した。

2021年シーズンでジャイアンツの先発ローテーションに加わり、26試合（26先発）148.1イニングスを投げて11勝3敗、158奪三振、防御率3.03、成績を収めた。2022年シーズンではジャイアンツの開幕投手を務めた。この年、32試合(192.1イニング)を通して15勝9敗、防御率2.90、163奪三振と活躍した。ジャイアンツ投手の中での勝利数トップ、ナショナル・リーグ勝利数5位にランクした。またジャイアンツ球団としては2016年のマディソン・バムガーナー(15)、ジョニー・クエト(18)以来の1シーズン15勝を達成した。

ウェブ投手は2022年シーズン終了時点はメジャー4シーズンで80試合（77先発）、31勝19敗、防御率3.48をマークしている。
(MLB No.319 KAISPO No.1500)