メジャーリーガーレジュメ第65回/ WBCプレーヤーズレジュメ第51回: ジョージ・スプリンガー（トロント・ブルージェイズ）: プエルトリコ代表候補: “パワー+スピード+センス=スプリンガー!

ストーリー：
本日のプレーヤーズレジュメは、トロント・ブルージェイズのジョージ・スプリンガー外野手に関するものだ。彼は現在33歳の右打者で2023年のワールド・ベースボール・クラシックにプエルトリコ代表候補となっている。

KAISPOのベースボールアナリストは次のようにコメントしている。
「スプリンガー選手はパワーとスピードを兼ね備えたメジャー屈指の選手。高校時代はサッカーもプレーしており、どのスポーツを選んでもトップアスリートになれたであろう高い身体能力を持っている。2017年にはアストロズ初のワールドシリーズ制覇に貢献し、常勝軍団の礎を作った選手の一人。デビューから9年連続2桁本塁打という長打力がある一方で、広い外野をスピーディーに駆け回りヒット性のあたりをアグレッシブに好捕する。2023年もその素晴らしい活躍で野球ファンを魅了することだろう。」

スプリンガー選手は2008年のMLBドラフト48巡目でミネソタ・ツインズから全体1437位で指名されたものの、コネティカット大学への進学を決意。2011年MLBドラフト1巡目全体11位で指名されたヒューストン・アストロズと契約した。

スプリンガー選手は2014年4月16日、ミニッツメイドパークで行われたカンザスシティ・ロイヤルズ戦に先発右翼手、2番打者としてアストロズでメジャーリーグデビューを果たした。この試合では、ジェレミー・ガスリー投手への内野安打を放ち、メジャー初安打を記録。2014年5月8日、コメリカ・パークで行われたデトロイト・タイガース戦ではキャリア初の本塁打を放った。シーズン1年目のこの年は78試合に出場し、打率231、20本塁打、51打点をマークした。

翌年以降、アストロズの正外野手として活躍。2017年、スプリンガー選手は打率.283、34本塁打、85打点をマークしてアストロズのポストシーズン進出を後押し、自身初のアメリカンリーグ・シルバースラッガー賞を受賞した。同年のワールドシリーズでは7試合で.379/.471./1.000、5本塁打、7打点をマークしてチームを初のワールドシリーズ制覇に導き、シリーズMVPに選出された。

2021年1月にフリーエージェントとしてトロントへ移籍。トロントでの初年度となった2021年は、右足四頭筋の疲労と左膝の捻挫により78試合の出場にとどまった。2022年は打率.267、25本塁打を記録しチームのプレーオフ進出に貢献した。

2022年シーズン終了時点で、ジョージ・スプリンガー選手はMLB11シーズンで1006試合に出場し、.打率.269、221本塁打、584打点をマークしている。
(MLB No.339 KAISPO No.1519)