メジャーリーガーレジュメ第73回/ WBCプレーヤーズレジュメ第59回: ブレイディ・シンガー投手（カンザスシティ・ロイヤルズ）: USA代表候補: “淡々と投げる若きイケメンエース!”

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本日のプレーヤーズレジュメは、カンザスシティ・ロイヤルズの先発投手、ブレイディ・シンガー選手を取り上げる。シンガー投手はフロリダ州リーズバーグ出身の26歳の右投手で、2023年のワールド・ベースボール・クラシックでUSA代表としてプレーする可能性がある。

KAISPOのベースボールアナリストは、次のように話をしている。
「シンガー投手は大学時代、全米トップを争う投手としてメジャー入りした先発右腕。左足を引き、素早く投げるフォームのため、変化の小さい鋭いシンカーとスライダーを投げると同時に低めへの制球は抜群だ。また盗塁をされにくいフォームでもある。2022年はアメリカンリーグ中地区最下位に沈んだロイヤルズにあってチーム最多の10勝（5敗）をあげ、防御率3.23をマーク。再建を期すロイヤルズにとって26歳の若きエースへの期待は大きい。」

ブレイディ・シンガー投手は、2018年にディック・ハワー・トロフィーを受賞した大学時代に注目投手だった。2015年のMLBドラフト2巡目でトロント・ブルージェイズに指名されたが、フロリダ大学への進学を選択した。2018年、カンザスシティ・ロイヤルズがMLBドラフト1巡目全体18位で指名し、その時は契約した。

シンガー投手は2020年7月25日、プログレッシブ・フィールドで行われたクリーブランド・インディアンス戦に先発としてメジャーリーグデビューを果たした。5回を3安打2失点、7奪三振の投球を披露。カンザスシティは3-2で勝利したが、シンガー投手に勝敗はつかなかった。8月9日にはミネソタ・ツインズ戦では5回5安打2失点、4奪三振でチームは4-2で勝利、４連勝に貢献すると同時にキャリア初勝利を飾った。ブレイディ投手はメジャー1年目は12試合に先発し、64.1イニングを投げて、4勝5敗、防御率4.06、61奪三振という成績を残した。

2022年、チームがアメリカン・リーグ中地区で最下位に沈む中、27試合を通じて10勝5敗、防御率3.23、150奪三振と奮闘した。

2022年のシーズン終了時点で、メジャー3シーズンで346イニング（63試合）を投げ、10勝5敗、防御率4.01、342奪三振を記録している。
(MLB No.355 KAISPO No.1535)