メジャーリーガーレジュメ第93回/ WBCプレーヤーズレジュメ第79回: ジョー・ヒメネス投手（アトランタ・ブレーブス）: プエルトリコ代表候補: “重いボールがドスン!!”

■今日のプレーヤー
本日のプレーヤーズレジュメは、アトランタ・ブレーブスのリリーバー、ジョー・ヒメネス投手を取り上げる。デトロイト・タイガースで6年間プレーした後、ヒメネス投手は、2022年12月7日にマリナーズへトレードされた。プエルトリコ出身の28歳の右投手で、2023年のワールド・ベースボール・クラシックではプエルトリコ代表に加入する可能性がある。

■KAISPOベースボールアナリストコメント
「ヒメネス投手はスライダーの威力抜群の三振の取れるリリーバーだ。2022年はタイガースの先発陣が低迷する中で、救援投手として62試合に登板し、防御率3.49をマーク。球種はフォーシーム、スライダー、チェンジアップの３つで、2022年は、重くて威力のあるフォーシームとスライダーの配分を増やし、三振レート33.3%、奪三振率12.23とハイアベレージを記録した。2021年に課題となった制球も改善した。2023年からはブレーブスの救援投手として、好救援を見せてくれるだろう。」

■ストーリー
2017年4月13日、対ミネソタ・ツインズ戦でデビューした右腕。打者3人を順にリリーフで退けました。24試合、19イニングを投げて0勝2敗、防御率12.32、17奪三振で1年目のシーズンを終了した。2018年、ヒメネスはタイガースが低迷する中、68試合に登板し、5勝4敗、防御率4.31と奮闘した。自身初のオールスターに選出された。

パンデミックによって短縮された2020年のキャンペーンでは、28歳は25試合に登板して7.15を記録し、2021年にはプレートを見つけることに悩まされた。2022年、三振の名手は指揮を取り戻し、61試合に登板して56回2/3フレームで3勝2敗、防御率3.49、11ホールド、2セーブをマーク、BB/9を2021年の6.95から2.06に向上させることに成功した。

■MLB通算成績
2022年シーズン終了時点で、メジャー6シーズンを経験。全てリリーフで297試合266イニングスに登板し19勝19敗、防御率5.24、333奪三振を記録している。
(MLB No.393 KAISPO No.1573)