メジャーリーガーレジュメ第95回/ WBCプレーヤーズレジュメ第81回: エリック・ソガード選手（FA）: チェコ代表候補: “元MLBの芸術的万能選手!!”

■今日のプレーヤー
本日のプレーヤーズレジュメは、フリーエージェントのエリック・ソガード選手を取り上げる。MLBで11シーズンプレーしたソガード選手は現在36歳のユーティリティプレーヤー。母親がチェコ人で、2022年に市民権を取得した。2023年のワールド・ベースボール・クラシックのチェコ代表チームでプレーする。


■KAISPOベースボールアナリストコメント
「ソガード選手は好守好打で何でも器用にこなせるベテランユーティリティプレーヤーだ。メジャー通算11シーズンで815試合に出場。セカンドを中心に内外野を器用にこなし、通算打率は.249をマーク。2013年はアスレチックスで二塁手のレギュラーとして活躍。2019年はブルージェイズとレイズで合わせて110試合に出場し、キャリアハイの打率.290、出塁率.353を記録した。軽快な身のこなしと巧打は今でも印象に残っている。2023年WBCで再びその勇姿を見られることを心から楽しみにしている。」
​


■ストーリー
エリック・ソガード選手は、アリゾナ州立大学でプレーした後、2007年のMLBドラフト2巡目、全体81位でサンディエゴ・パドレスに指名された。これまでにMLBではオークランド・アスレチックス、ミルウォーキー・ブリュワーズ、トロント・ブルージェイズ、タンパベイ・レイズ、シカゴ・カブスでプレーした。

オークランドでメジャーリーグデビューを果たした2010年は、4試合に出場し、7打数3安打だった。2013年にはアスレチックスの正二塁手として活躍。130試合に出場して打率.266、2本塁打、35打点、10盗塁の成績を収めた。2017年はブリュワーズとして主に二塁手のほか、遊撃手、三塁手、左翼手で94試合に出場し、打率.273、3本塁打、18打点を記録した。2019年はブルージェイズとレイズでプレーし、キャリアハイの打率.290、13本塁打、40打点をマーク。2020年にブリュワーズ、2021年にカブスでプレーした後、フリーエージェントとなった。

■MLB通算成績
2021年終了時点で、ソガード選手はMLB11シーズンで二塁手、ショート、三塁手、外野手、投手、DHとして815試合の出場し、打率.246、26本塁打、187打点、26盗塁を記録している。
(MLB No.397 KAISPO No.1577)