Only Perfect game pitcher in World Series, Don Larsen died.

1/2/2020 0 Comments

Only Perfect game pitcher in World Series, Don Larsen died.

ワールドシリーズ唯一の完全試合投手、ドン・ラーセン氏死去
Only Perfect game pitcher in World Series, Don Larsen died.
RIP, Mr.Don Larsen

【⚾️ #MLB X KAISPO 💫】No.65
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1/2/2020
ワールドシリーズを含め、プレーオフで唯一、完全試合を達成した元・ニューヨーク・ヤンキースの投手、ドン・ラーセン氏が、現地時間１月1日、アイダホ州ヘイデンで食道癌のため死去した。90歳だった。ラーセン氏の代理人、アンドリュー・レビィ氏が公表した。

これを受けて、ヤンキース球団は、下記のような追悼の声明を発表した。

“ 我々は、ドン・ラーセン氏の死を知り、深い悲しんでいます。毎年の我々のオールド・タイマーディでの親みのある顔を思い出します。彼の完全試合はヤンキースにとっての誰もが知る思い出であり、ヤンキースの成功を物語っていて、メジャーリーグの歴史上、最も偉大な1試合として刻まれています。その試合の最後のアウトの後、（キャッチャーの）ヨギ・ベッラと共に抱擁した歓喜はヤンキース史上、永遠に残るシーンです。それは、輝かしい野球史の頂点であり、野球場で行われたとてつもない、忘れがたい思い出です。
我がヤンキース球団は、この悲しみの時を過ごすドンの家族、そして友人に深い追悼の意を表します。彼も寂しがっていることでしょう。”

ラーセンは右投手で、彼のキャリアを通して7つのチームで14シーズンを過ごし、81勝91敗の成績を残した。

完全試合は1956年10月８日のワールドシリーズ第5戦対ブルックリン・ドジャースとの試合(ヤンキースタジアム）で達成された。2勝2敗のタイで迎えた試合は、ラーセンのシリーズ２試合目の登板だった。第2戦での登板は2回にノックアウトされており、レベンジを期す試合だった。
ラーセンは、この試合を9回打者27人97球7奪三振と見事なピッチングで偉業を達成した。スコアは2-0だった。
ドジャースの最後のバッター、代打のダル・ミッチェルが三振に倒れた後、キャッチャーのヨギ・ベッラがこの偉大な投手に駆け寄り歓喜に包まれると一瞬、凍りついたような雰囲気だった。

試合後、ラーセンは、「最高のコントロールだった。人生でこれ以上のコントロールはないだろう」と語った。

ちなみに、この年のワールドシリーズは４勝3敗でヤンキースが勝ち、優勝した。ラーセンはこのシリーズのMVPとベーブ・ルース賞に選ばれた。

当時、メジャーリーグ史上、わずか6回目の完全試合で、20世紀では4回目。ポストシーズンでは、2010年のナショナル・リーグのディビジョンシリーズ（地区優勝決定戦）において、フィリーズのロイ・ハラディがレッズ戦で記録したノーヒットノーランが最後だった。

ラーセンは、1929年8月7日、ミシガンシティ出身。サンディエゴ近郊で育ち、ポイントロマ高校に進学。1953年にセントルイス・ブラウンズでキャリアをスタートさせ、ボルティモア・オリオールズ、ヤンキース、カンザスシティ・アスレティックス、シカゴ・ホワイトソックス、サンフランシスコ・ジャイアンツ、ヒューストン・コルト45’s/アストロズを経て、再度、オリオールズに復帰後、1967年に最後のチームとなるシカゴ・カブスに移籍し、その年に引退した。
現役生活14年間で、412試合1548イニングに登板。81勝91敗23セーブ、防御率は3.78だった。

KAISPOとしても、この偉大な投手に心より追悼の意を表したい。

Rest In Peace, Mr.Don Larsen

By HIDE